あなたが今現在何かお店を経営していたり、何かを売っている人ならば喉から出が出るほど知りたい事。
それは何を差し置いても、売り上げアップの方法だと思います。
実は売り上げを上げる方法はあるのに、それを知らない人が多いです。
なのでそんなあなたのために、お客さんが増えて売り上げがアップするコツを教えたいと思います。
売り上げアップに欠かせない集客
まず売り上げを上げるために絶対に必要なのが、この集客という部分です。
お客様ありきのビジネスの世界において、集客の充実はそのまま売り上げアップにつながります。
これはネットビジネス、リアルビジネス両方に通じることです。
それがどういうことか具体的に説明していきます。
例えばあなたが1万円の商品を売っていたとします。
そして一日のお客様の来店数が100人だったとします。
そしてその来店したお客さんの中で、その商品を買っていってくれた人が10人だったとします。
そうなると成約率(CVR)は10%ということになります。
このようにまずは来客数と成約数を計算して成約率(CVR)を日々出すようにします。
そしてそれを一か月続けると、月当たりどのくらいのCVRで物が売れているかが分かります。
そして計測した結果、月当たりのCVRが10%だったとします。
そうなると一日100人の来店だった場合、週6日で一か月(実働26日計算)で営業した場合、月売り上げは260万ということになります。
このビジネスモデルで経営していた場合、集客に力を入れ来客を増やすとどうなるか?
例えば集客に力を入れて、一日の来客数が300人に増えたとします。
そうなるとCVRが10%で一日の売り上げは30万になります。
それ掛ける月の営業日26日をかけると、単純に月売り上げは780万にアップする計算になります。
つまりある程度のCVRが出ている場合、あとは集客にさえ力を注げば、勝手に売り上げは上がっていきます。
集客数は計算上母数になるわけなので、母数が大きければ大きいほど答えの数字が倍増するわけです。
なので売り上げを上げるために商品の質を上げるより、集客に力を入れ母数を大きくした方が、売り上げは簡単に上がっていくことになります。
もちろん商品の質にこだわってもいいですが、結局それを買うお客さんがいなければ何の意味もありません。
商材の改善には多大なる時間と労力を必要とします。
そして品質を上げた所で、成約率が飛躍的に上がるとかというと、意外とそうではないことが多いです。
なので成約率を上げるより集客数を増やした方が、売り上げは上がりやすいのです。
ビジネスは集客が命です。
効果的な集客とは
では集客に力を入れるっていっても、具体的にどうすればいいのかわからない。
恐らくほとんどの人がそう思っていると思います。
しかしそれは比較的そんな難しい話ではないです。
まずお客さんから少しでも多くお金を取る事ばかり考えていては今までと同じです。
『先にこちらから与える』という思考を持つようにしてください。
どういうことかというと、お客さんが来店するに当たっての、何かメリットを作ってくださいという事です。
そのために何か価値のあるものを無料で提供してくださいということです。
お客さんは様々な選択肢の中からあなたの所を選んで来てくれるわけです。
その選択の中で当然ですが、何のメリットも感じられない所より、何かメリットを感じられる所の方が、足は向きやすいわけです。
お客さん側の心理に立って考えることが最も重要です。
しかし、価値のあるものを無料なんかで提供したら損をするじゃないか!って思うかもしれません。
しかしそのケチ臭い戦略が、せっかくのお客さんを遠ざけていることに気づいてください。
価値のあるものを提供したらもったいないという考えは、エサ代がもったいないから針だけでマグロを釣ろうとしているようなものです。
大物を釣って大きな利益を手にしたいのであれば、その目標に対しての投資を惜しんではなりません。
気持ち的にはイカでマグロを釣るという思考でいてください。
イカ代はかかるかもしれません。
しかしそのイカによってマグロが手に入れば、イカ以上の利益が上がり、結果的に大きな利益が上がればよくありませんか?
なので釣りと同じです。
まずはターゲットに来店させる為の、無料のエサを用意してくださいということなんです。
そしてターゲットが価値が感じられて、感情の動くエサでないと意味がありません。
例えばキャバクラやホストクラブなどの、顧客を来店させる場合で例えてみましょう。
お客さん呼ばなきゃなのに誰も来なくて困った・・
そんな時に例えば、【今日今から来てくれた人、先着5名限定で手作りお弁当を無料でプレゼントします!】というレア情報を、自分のお客さんに配信したりすれば、それに価値を感じるお客様は一目散に来店する事でしょう。
そしてそれにかかった費用といえば、お弁当の材料費とせいぜいガス代くらいでしょう。
それをエサに来店させれば、どう考えても利益の方が大きいと思います。
これがイカでマグロを釣るということです。
では新規客を来店させるための集客方法として最も良い手本となっているのが、デパート等の食商品売り場にある試食コーナー。
無料で商品の良さを体感させることによって、メリットや必要性を感じ購入させる手法。
これもまずは相手に与えるというところから入っています。
無料体験を実施してCVRが上がったことで、無料分の損失より、圧倒的に売り上げの方が勝っているため大きな利益を生み出しています。
そしてその良さが分かっていれば、リピートにもつながり顧客として回すこともできるようになります。
ネットビジネスの場合ならば、リストを取るために何か無料オファーをつけるようにすると、LPのCVRは上がります。
人は必要性やメリットを感じられないと、なかなか行動しないということです。
まずは見込み客や顧客がどうやったら気持ちよく来店できるだろうか、というところを考えるようにすると、自然と集客アップにつながり、強いては売り上げアップにつながっていきます。
しかし毎日同じエサでは飽きられてしまい、感情が動きにくくなってしまいます。
なので日々特典は変えるようにすることをおすすめします。
とにかく来店するうえで何でもいいので、お客にとってのメリットを作り出すようにしてください。
この選択肢過剰なこの世の中において、メリットが感じられないところに人は集まりません。
そして周りがライバルが誰もやっていない事というのが重要です。
その重要性については次のところで話します。
他にも来店させるための方法は色々とありますが、全部書くと長くなるのでここでは割愛しておきます。笑
客単価、リスト単価(LTV)を考えたうえで、利益が出るように無料プレゼントを考えましょう。
集客というビジネスにおいて重要なポイントに対して、投資を惜しまない事が大事なわけです。
ライバルと差をつけるブルーオーシャン戦略
そしてライバルと圧倒的な差をつけようと思うのならば、一つ頭に入れておいてほしいことがあります。
それはありきたりなことはやらない。
周りがすでにやっている事をやらない。
というマインドセットを持っていてください。
成功の法則とも言えることですが、競争相手のいない市場で戦えば、その市場で一人勝ちができるということです。
これって難しそうに聞こえますが、そんなに難しい事ではないんです。
簡単に言えば”独自性を出す”ということです。
マーケティング用語では”USP”といいます。
つまり他と、どう差別化を図るかというところです。
独自の色、独自の市場を作り出すということです。
その独自の市場を作るということは、それはつまり競争相手のいない市場を作り出すということです。
この競争相手のいない市場のことをブルーオーシャンといいます。
逆に競争相手の多い市場のことをレッドオーシャンといいます。
ブルーオーシャンで勝負すれば、そもそも競争相手がいないので、顧客さえ獲得すればどうやっても勝ってしまうわけです。
分かりやすく言えば、オリンピックの100メートル走で走者はあなた一人、という状態なわけです。
そうなればあなたがどんなに早かろうと遅かろうと、あなたが金メダルなわけです。
これがブルーオーシャンの凄味です。
このブルーオーシャンで勝負するために、何も新しい市場を自分で開拓しなければいけないわけではありません。
あなたが今戦っている市場の中で、あなたしかやっていないことをやればいいだけなのです。
もしくは今いる市場のものと、まったく別の市場のものをうまくコラボさせることでも、独自の市場を作り出すことは可能です。
ただし違う市場のものをくっつける場合は、それとそれがどう関連していて、どういう相乗効果をもたらすのか、という論理的説明ができてうまくブリッジをしなければなりません。
ただくっつければいいというわけでもないのでそこは注意してください。
そしてそのあなたしかやっていない事が好きでファンになったお客さんは、あなたの元を離れることはないでしょう。
なぜならばその独自のものを他がやっていないため、替えがいないからです。
最高に顧客の囲い込みができてしまうわけです。
そのあなたが打ち出した独自の色のファンを作ればいいわけです。
そして簡単なブルーオーシャンの作り方もあります。
そのやり方も書きたいのですが、それを書いていたら長くなるので、今回は割愛しておきます。笑
あなたもライバルを出し抜いて一人勝ちしたければ、あなた独自の商品やサービスを作り出してみることをおすすめします。
まとめ
このようにちょっとマーケティングするだけで、何もしていないライバルとの差をグンッとつけることができるようになります。
周りがやっていることと同じことをやっていたのでは、一生そのライバルと平行線をたどり、どんぐりの背比べを展開することになります。
同じサービスの質比べをしたところで大した差は出ないです。
まったく違った視点からのものや、斬新な今までにないアイデアが人の興味をそそり心を動かします。
まぁなんにせよまずは一にも二にも集客です!
全てはそこから始まります。
ではまた(*’▽’)