ブログで集客をしているという人が増えている今日この頃。
そんな中で『何か集客力を高めるアイデアとかないかな?』そんな事で悩んでいる人も多いと思います。
やはりなんとなくやっているだけでは効果的ではありません。
ちゃんと購買心理など人間の心理を学ぶ必要があります。
なのでここで集客力を高める秘訣などの方法について書いていきます。
ブログはタイトルが命
これはブロガーの人などは特に良く知っておいてほしい事なのですが、まずブログは読まれないと意味がありません。
集客で使っている人もまた然りです。
読まれないというのは、ブログが最初から存在していないのと全く同じなわけです。
では人は何を見て読もうと決めているのでしょうか?
それは『ブログタイトル』です。
あなたも本屋さんに行ったとき、本棚から本を手に取るとき、何を見て決めますか?
そうですよね、タイトルですよね?
そのタイトルを見て興味が沸いたから、その本を手に取ってみるわけですよね?
ブログも同じなんです。
そもそもタイトルで興味が沸かなければ、あなたのブログは素通りされてしまうわけです。
これに関しては他の記事でも書いたと思うのですが、タイトルは死ぬほど考えてください。
出版社も本のタイトルを考えるとき、何千もの候補を出してその中から吟味して決めるそうです。
なのであなたも何千とは言いませんが、結構このブログタイトルに関しては、時間を使ってもいい所だと思います。
ただし記事を書く前にタイトルは決めない方がいいです。
なぜならば、タイトルを先に決めてしまうと、内容がタイトルと脱線していく恐れがあるからです。
なので何について書くか決めたら、仮のタイトルを付けて、記事を書いたらもう一度タイトルを見直して、内容と一致しているかを確認してみてください。
そしてずれているようだったら、タイトルを内容と合うように直してみてください。
まずは興味性の高いタイトルで相手をひきつけましょう。
記事の中を読むかは30秒で決まる
まずタイトルで興味を持ってもらい、あなたのブログもしくはLP(ランディングページ)の中に入ってくれたとします。
しかし、記事の中に入ってくれても、全部読まれなければこれもまた何も意味がないわけです。
という事は全部読ませなければいけないわけです。
なのでまずは最初のヘッドラインで、さらに強烈に興味付けをして、この記事を読ませるための必要性であったり、危機感を煽る必要があります。
そしてヘッドラインの上の所のプリヘッドでターゲットコピーを書くと、よりヘッドラインが読まれやすくなります。
プリヘッドとはヘッドラインのコピーの上に小さく書いてあるコピーの事を言います。
ターゲットコピーとは、『○○でお悩みの○○なあなたへ』とか、『○○になりたいけどなかなかうまくいかないというあなたへ』といったような、メッセージ性のあるターゲットを限定するコピーの事を言います。
つまりあなたがターゲットとしている人は、それに当てはまるわけなので、自分の事を言われているという心理状態になり、思わず気になってしまい続きを読むわけです。
つまりこれが読まなければならない理由となります。
この読まなければならない理由を、ヘッドラインで作らせる必要があるのです。
こうすることであなたがターゲットとしている見込み客を、そしてそれに共感する人を記事の中へ取り込むことができます。
そして少し読み進め本当に自分に関係している事なのだろうかと、探りながら読むわけです。
だから大体最初の30秒でそれを確認し、あまり心に刺さらず感情が動かなかったら読むのをやめるわけです。
あとは記事の続きが気になって、心理的に思わず最後まで読ませる記事の書き方で『PASONAの法則』というものがあります。
そのPASONAの法則については、以下の記事で詳しく書いていますので、そちらを参考にしてみてください
読者は上から順番には読んではいない
これはブログやLPなんかでは特にそうだと思いますが、読者は必ず最初から順番に読んでいるとは限らないのです。
意外と読者というのは流すように、パーッとスクロールして飛ばし読みをしながらざっくりと呼んでいる傾向が強いという事です。
人は手っ取り早く結果を知りたいので、一文字一文字読むのがめんどくさいのです。
記事に入りパーっとあらかた見て、何か心に刺さる部分があった場合、もう一度最初に戻り読み直すという行動をしていることが多いのです。
今はヒートマップツールにより、読者の記事内での行動などは全て解析できます。
なので記事内には何か所か小見出しを付けて、注目させたい内容の段落を目立たせる必要があります。
流し読みをしているとき人は、その目立つ小見出しをパッと見て判断しています。
その小見出しの内容が心に刺さると、ようやく最初に戻り読んでくれたりします。
つまり小見出しはこの記事で伝えたい事や、重要な部分、危機感を煽るコピーなど、様々な心理トリガーを入れる方がおすすめです。
読み手が最初から丁寧に一文字一文字読んでいると思ったら、それは意外と違ったりするのです。
なんならそこまでしっかり読ませたい場合は、最初からめちゃくちゃ必要性を分からせている必要があります。
そういった感じで、最初の時点でよほど教育が入っていればまた別の話ですが。
なので読み飛ばしをされている事を前提で、記事を構成するといいかもしれません。
集客で大事な無料オファーという方法
あなたがブログやWEBサイトで、メールアドレス登録やLINE@の友達申請を促したりなど、何かリストを取るのであれば、この無料オファーという手段は絶対に行った方がいいです。
人は何かメリットがないと動かない生き物です。
あなたがいくらそのLINE@の素晴らしさを書いて登録を促したところで、それはあなた目線の発信でしかないわけです。
あなたは自身の事なのでそのLINE@の素晴らしさが分かっているのでいいですが、初めて目の当たりにする人間からしたら、ただの得体のしれないものなわけです。
いくらあなたがこのLINE@が素晴らしいんです!と言ったところで、その中身が素晴らしいかなんて最初は誰もわからないわけです。
この心理を分かりやすく言うとこういう事です。
あなたは見たことのない食べ物を知らない人から『とにかくこれが美味しいんですよ食べてください』と、いきなり勧められて、あなたはその本当に美味しいかどうか分からないものを食べますか?という話です。
どう考えても食べませんよね?
なぜならば怪しいからです。
『本当かよ・・』と思うわけです。
それと同じわけです。
相手との信頼関係もないような知らない人から、いきなり何かをオファーされるというのは、必ず警戒をするという事です。
それに登録してくださいといったところで、読み手はそれが自分にとっていいものなのかどうか、メリットがあるかなんてわからないわけです。
そして分かろうともしないのです。
なぜならばそんなよくわからないものを、わざわざ分かろうなんて事、めんどくさいからです。
読者というものはそういうマインドで記事を読んでいるのです。
ならばどうすればいいのか?
それは登録することで、明らかに相手にメリットがある事を、明確に打ち出してあげればいいのです。
それは何かというと、無料オファー(無料プレゼント)なのです。
『今これに登録してくれたあなたには、無料で○○をプレゼントします。』といったようなオファーです。
そうなれば相手には登録することでのメリットが生まれます。
そしてそのプレゼントが欲しくて登録します。
集客している媒体が例えばあなたのLINE@だったとしたら、登録することでそのあなたの発信する情報に触れる事になるので、ようやくそのLINE@の素晴らしさが伝わるわけです。
つまり登録するきっかけが必要なのです。
そもそも登録しないと、そのあなたのLINE@であったり、あなたが集客した後に提供するものの素晴らしさが分からないわけですから。
その無料プレゼントで扉を開かせてあげるのです。
ただし無料だからと言って、適当なコンテンツをプレゼントしたのではだめなのです。
安かろう悪かろうではだめだという事です。
それこそ人が価値を感じる、有料級のコンテンツやサービスを無料で提供するから意味があるのです。
価値を感じないものは人は無料でもいらないのです。
あなたは価値を感じていない不用品を、無料だからあげますと言われてもらいますか?という話です。
なのでその無料プレゼントがいかに価値があるものかが分かるような、上手なオファーをしなければなりません。
この無料オファーを使うことで、読み手が何もメリットを感じられなかった集客方法から、読み手がメリットを感じられる集客方法に変わります。
そうなれば当然反応は以前とは変わってくることになります。
相手からとる事ばかり考えるのではなく、先に価値を与えるという思考も集客では大事なのです。
そして集客してから、あなたが本当に売りたいものをオファーすればいいのです。
集客ブログやLPでは全てを語らない
そして集客ページで重要なのは、そのページ内で内容を完結させたり、何かを教えてはならないという事です。
つまり興味付けに徹しなければならないという事です。
完結させるためには登録させたり、もしくは来店させたりなど行動をしてもらわないといけないからです。
つまり集客ページで相手の悩みや疑問を解決させすぎると、その先の行動をしてくれなくなるからです。
興味を強烈にひきつけて、あなたの発信する情報の必要性をゴリゴリ教育したうえで、集客の部分にもっていかないといけないのです。
つまり必要性もわかって、『なになに?とにかく早く続きを知りたい』という状態にして、さらにこれを登録することで、もしくは知ることで、来店することで、こんな未来が手に入りますよという、ベネフィットをイメージさせる必要があります。
このベネフィットをイメージさせるのが重要なのです。
人の感情が動くポイントはベネフィット
これは集客するうえでもセールスをする上でも、めちゃくちゃ重要なことです。
なんなら餃子を作るうえでのひき肉と同じくらい大事です。
そもそも人は感情が動かないと行動しない生き物なので、これを知らないのは、ひき肉抜き餃子を作っているのと同じなんです。
まず知っておかないといけないのは、読者や顧客であったり見込み客は、あなたの提供するものやサービスが欲しくて、登録したりお金を払ったりしているのではないという事です。
人はあなたの提供するものやサービスを手にすることで得られる、ベネフィットが欲しくて購買行動、登録行動、来店行動に出るのです。
分かりやすく言えば、あなたはラーメン屋になぜ行くのですか?という事です。
なぜ行くのかと言われれば、美味しいラーメンを食べて食欲という欲求を満たし幸せな気持ちになり、欲求を満たすという事で得られる、快楽が得たいからラーメンを食べに行くわけですよね?
別にラーメンが手に入れたかったわけではないですよね?
よーし!ラーメンを手に入れたぞ!これで満足だ!という人は恐らくいないのではないでしょうか?
そのラーメン屋に行く、お金を払う、食べるという行動は、その向こうにある欲求を満たして快楽を得るという、バラ色の未来を得たいから行動しお金まで払うわけです。
ラーメン屋さんがラーメンをセールスしているからって、そのラーメンを手に入れることが最終目的ではないはずです。
もちろんあなたの勧めるものの素晴らしさを伝えることももちろん大事です。
しかしそれ以上に、相手にこれに登録することで来店することで、あなたにどのような未来が手に入るのか、という事をイメージできるように具体的に打ち出す必要があります。
どんな得たい未来が得られて、どんな避けたい未来が避けられるのか。という事を、具体的な表現や言葉を使って、読み手にイメージさせなければなりません。
人はイメージできないと感情が動きません。
あなたも服を買うとき自分が来ている姿をイメージして、欲しいという感情が動きますよね?
イメージできないと欲しいという感情が沸きませんよね?
なのでブログやWEBサイトで集客をするときは、言葉や表現を具体的に明確にして、ベネフィットをイメージできるようにしてみましょう。
今までとは格段に反応は変わるはずです。
まとめ
集客一つするにしても、様々な人間の心理が交錯しているのです。
その相手の心理を読み取ったうえで、マーケティングをしないと効果的な集客はできません。
あてずっぽで集客していても、なかなか思うような集客はできないと思います。
それはなぜなのか?
ちゃんとマーケティングしているライバルに、お客様を持っていかれているからです。
あてずっぽで集客している人は、日々勉強してマーケティングしている人には、絶対に1000%勝てません。
なぜならば相手の心理をうまく操作して集客をしているからです。
つまり人間の取り扱い説明書を知っているからです。
今回書いたのは、まだこういったスキルの端くれ中の端くれです。
集客においてライバルに勝つためには、まだまだ知らなければいけないことがたくさんあります。
それについてはまた気が向いたら書きますので、お楽しみに♪
ではまた(*’▽’)