人はみな”幸せになりたい”という願望を胸の奥に秘めていると思います。
人間の全ての選択行動は、その人が今より幸せになりそうな方向に無意識に選んで選択行動をしています。
いつになったら私に幸せはやって来るの!?って思っている人も少なくはないのではないでしょうか?
そんなあなたに今日から幸せになれる方法について書いていきたいと思います。
人が幸せを感じる仕組み
あなたは幸せはやって来るものだと思っていますか?
幸せがやって来るのを待っている状態でしょうか?
ちなみにあなたにとって幸せとは何でしょうか?どんな状態なら幸せだと感じますか?
人によって幸せの定義は違うので、あなた自身の『幸せとは?』を今一度ご自身に問いかけてみてください。
学術的には人は人間の持つ5つの欲求が満たされると、人は幸せを感じるようにできていると言われています。
世間ではマズローの5段階欲求とも呼ばれています。
1・【生理的・安全欲求】
2・【社会的欲求】
3・【尊厳・承認・欲求】
4・【自己実現欲求】
5・【精神的欲求】
この5つの欲求が満たされたときに人は幸せを感じると言われています。
人はこの5つの遺伝子のどれかを満たしたくて日々選択行動をしています。
例えばお腹がすいて何かを食べるというのは、1番の生理的安全欲求を満たす行為です。
トイレなどの生理的行動も1番の生存の欲求を満たすための行為になります。
2番目の社会的欲求は別名、愛・所属の欲求とも呼ばれます。
何かに所属している事で満たされる『帰属欲求』と呼ばれるものがこれにあたります。
集団への帰属や愛情を求める欲求の部分になります。
3番目の尊厳・承認の欲求は、人から認められたいとか地位を獲得したいという欲求は、この欲求から来るものと言われています。
別名、力の欲求とも呼ばれています。
4番目の自己実現欲求は、自分の目標や夢に向かって自らを高めようとする欲求の事を言います。
自己啓発等自分を高める欲求はここから来るものです。
5番目の精神的欲求は、自分の為だけでなく世の中に貢献したいという欲求はここから来るものとなります。
人は全てを手にすると、最終貢献に走るというのは最後にこの欲求が来ている為ともいえると思います。
これらの欲求をバランスよく満たす行為や、生き方を送ると人は幸せを感じるようにできています。
感謝を忘れると幸せは逃げていく
あなたは今この5段階の欲求の中で、どの欲求までは満たされている感じでしょうか?
そして満たされている欲求に対してどのように解釈しているでしょうか?
『ありがたいな』と思っているか『当たり前の事』と思っているかで、幸せの感度は変化してきます。
つまり何が言いたいかと言うと”感謝が足りない人ほど幸せを感じにくい”という方程式が出来上がります。
例えば日本はとても豊かで恵まれた国です。
つまり余程の事がない限り”生存の欲求”は満たされていると思います。
なので日本人は生まれながらにして食べ物がある事が、当たり前だという環境で育っています。
なので日頃から食べ物があるだけで幸せだと感じられる人は少ないのではないでしょうか?
しかし経済的に貧しい国の人達は、この1番目の生理的安全欲求すら満足に満たせていないわけです。するとどうなるか?
食べ物があるだけで、猛烈に幸せを感じる事ができるようになります。
なぜそれができるのかと言うと、その食べ物があるという事象に『猛烈に感謝』ができるからです。
つまり感謝の心があれば人はいくらでも幸せを感じる事ができるわけです。
5段階欲求で満たされているところに対してどこまで感謝ができるか、ここに幸せになれる鍵が隠されています。
感謝ができない人は何を手に入れても、当たり前という解釈があなたから幸せという感情を遠ざけてしまっているのです。
幸せは自分の中にある
幸せは待っていればやって来ると思っている人も多いのではないでしょうか?
しかし幸せとは感じるものです。つまりEQ(エモーショナル)であり感情に由来する部分なわけです。
幸せとは感情であって物質的なものではないので、待っていてもやって来る事はありません。
なぜならば幸せとはあなた自身の心の中に存在しているからです。
あなたの中にある解釈が幸せを決めているからです。
先程も書きましたが、あなたの感謝の質があなたの幸せの度合いに直結しているのです。
幸せとは待つものではなく、感謝をする事で生まれるものだと筆者は解釈しています。
誰かが幸せを運んでくるという、何かに依存している考え方は自分で幸せをコントロールできない人になってしまいます。
しかし依存から自立し自分起きる事は自分が源で起きているという思考で、幸せを感じれるように、自らの解釈の質を高める事に尽力する人は、自分の幸せを自分でコントロールする事ができる人になれます。
何かに依存するイコール、自分で自由が利かない自分でコントロールできないという事になります。
そして自立するイコール、全て自分が源で自己責任の元自ら創造するという形になるので、自分でコントロールできるという事になります。
あなたはもし選べるとしたらどちらの方がいいですか?
まとめ
幸せとは人が運んでくるものではなくて、結局は自分の中にある考え方や解釈の質で決まるという事です。
ただこれが正解とかいうわけでなく、これも一つの考え方に過ぎません。
これが良いとか悪いとかそういう事を言いたいのではなく、考え方次第で自分の人生はコントロールが可能だという事を言いたいわけなんです。
そして幸せの定義も人それぞれなので、それが正解とかはありません。
その人が幸せだと思えるのなら、それがその人にとっての正解なのだと思います。
結論から言うと幸せは誰にでも目の前にあるのです。
ただその幸せに気付ける考え方や解釈をしているか、それだけの違いだと思います。
ではまた書きますね♪