あなたは人生が変わるような本があるとしたら知りたいですか?
今回この記事では自分も含め、複数社複数事業を展開しているビジネスオーナー経営者の方々が軒並み声をそろえて、この本をきっかけに人生を変えたとお聞きしている一冊について書いていきたいと思います。
本をきっかけに人生を変えたい方は最後までご覧になってみてください。
生き方を変える為におすすめな最強に生き方が変わるおすすめの本
まずあなたはこれまで人生を変える為に、どのような本を読んできたでしょうか?
そしてそれを読んでみていかがでしたでしょうか?そしてそれを読んで何か変化はしたでしょうか?
もし何も変化しなかったという人は、ここで一度『目的』を見直して欲しいと思います。
能力開発や成功哲学の世界でも言われている言葉に『目的以上にも以下にもならない』という言葉があります。
つまり人は目的とした所までしか達成できないようになっているという事です。
なぜ僕が最初にこの話を書くのかというと、実はこの記事を読むうえでもどんな目的で読むかで、全く違うものに変わるからです。
僕はこの記事を読んでくださったあなたの人生や考え方やパラダイムが変わる、きっかけを作るお役に立ちたくて書いています。
だからこそ最初に目的の話を書きます。
そして本を読んでも変わらない人の特徴は、本を読む目的が『最後まで読むこと』が目的になっていたり『インプットすること』が目的になっていたり『参考にすること』が目的になっている事が往々にしてあるように感じます。
つまり人生を変えたくて読んでいるのに、上記のような目的だと読む目的が、それを達成するに相応しい目的になっていないわけです。
最後まで読む事が目的の人は、最後まで読んだら目的を達成してしまうため、全部読んだことで満足感を得て、その先の行動に移ることがないわけです。
インプットする事が目的の人はインプットできたら目的達成で、インプットして知識が増えた事で満足してしまう為、次の行動に移ることができないわけです。
参考にする事が目的の人は頭の中で参考にして終わります。つまり参考なので頭の中で参考にして考えるだけで完了してしまっているため、次の行動には映らないのです。
料理に例えると、いくら上質な食材を仕入たところで、作るという調理するという行動をしなければ、何も料理は完成しませんし具現化しませんし現実が変わることもありません。
あなたがこれから紹介するおすすめの本を読む目的、それからこの記事を読む目的がズレていると、これから先の話も全く意味のないものになってしまうので、今一度目的をあなたの人生の目的に合わせて目的の設定してセットアップされてみてください。
ロバートキヨサキの金持ち父さん貧乏父さん
先にも書きましたが、僕の周りの複数社複数事業を展開しているビジネスオーナー経営者の方々が軒並み声をそろえて、この本をきっかけに人生を変えたとお聞きしている一冊が、このロバートキヨサキの金持ち父さん貧乏父さんという本になります。
この本は人生において様々な人々に働き方やキャッシュフローに対するパラダイムシフトを起こしてきた一冊になります。
そしてこの本の中で出てくる最重要内容としてあるのが、ESBIという4つのクワドラントという概念が登場します。
このESBIという概念や考え方が、様々な経営者や個人起業家の方だけでなく、主婦やサラリーマンやOLさんや多く人に、人生を見つめなおすきっかけを提供しています。
このESBIの4つのクワドラントという概念を知り、生き方を変え人生を劇的に変化させたという人が続出しております。
そんなロバートキヨサキの金持ち父さん貧乏父さんは、世界大ベストセラーの本でもありながら、今なお売れ続け読まれ続けている、スーパーロングセラー書籍でもあります。
そしてこのESBIというのは実は非常に奥が深くて、世の中すべての事がこのESBIで説明がつきます。
これは仕事の手段や収入の得方という視点から捉えられていらっしゃる方が非常に多いのです。
しかし実はそれだけでなく考え方や生き方や気にしている所や、それ以外にも法律に対する解釈やその他すべてのことにおいて、このクワドラントで説明ができたりします。
非常に奥の深いこの金持ち父さん貧乏父さんの最重要ポイントでもある、ESBIについてここから分解して書いていきたいと思います。
Eクワドラントとは何か?
始めに世の中の80%の方が属していると言われている、Eクワドラントについてから書いていきます。
EクワドラントはEmployee(エンプローイ)従業員といわれる、誰かに雇れていて時間と労働力を代価に、お給料という形で決めらえれた額のお金を得ている人達になります。
つまりEクワドラントの人達の特徴としては、会社に労働時間も給料も決められていて、時間とお金の自由が得られない人たちのクワドラントになります。
そしてこのEクワドラントの人達の価値観や考え方はどんな感じかというと、
・安心
・安全
・保障
・福利厚生
・消費者志向
・言われた通りにやる
・指示待ち、依存
・出る杭は打たれる
・高給取り高年収がステータス
・年収にフォーカスしている
・チャレンジが怖い
・借金は悪いもの、もしくは怖い
・税金は嫌い、自動的に引かれるもの
等々様々な価値観や考え方の傾向があります。
そしてEクワドラントを野球で例えると、観客席にいる人達に例える事ができます。
ここで登場する概念が『観客』と『選手・プレイヤー』と『監督』と『球団オーナー』というものが登場します。
観客席からチームが勝てるように応援の声を飛ばす支援をしたり、時にヤジを飛ばしたり不平不満を言ったりしている、人生においてイチ観客になっていて自分たちの力では直接チームの勝利をコントロールする事ができない消費者という立場です。
もちろんEクワドラント全員が全員こうだと言っているわけではなく、会社という組織の中で会社の歯車のうちの一つとして生きていると、仕組み上こういった考え方や価値観になりやすく、そうなる傾向が強いという事です。
そしてEクワドラントのメリットとして。基本給や失業保険やボーナスや退職金など手厚い保障と福利厚生があるという事です。
なので万が一ケガや事故や病気で自分が動けなくなったとしても、ある程度は会社が面倒を見てくれてお給料も支払われるという、強い安心材料があるのも大きなメリットです。
そして会社のマニュアルがあるので、自分でクリエイティブに考えなくても、言われたことをまじめに淡々とやるだけで、会社でお給料がもらえるというのもメリットです。
例えばハンバーガーショップで働くうえで、自分で美味しいハンバーガーを考えて作らなくても、マニュアルがあるので言われたとおりに作れば美味しいハンバーガーがお客様に提供でき仕事が成立します。
なのでクリエイティブ性が低くても質の高い仕事ができるのもEクワドラントのメリットです。
あとは雇われている間は安定収入が見込めるので銀行からお金が借りやすかったり、ローンやクレジットカードなど信販系における信用度があるというメリットもあります。
Eクワドラントにはたくさんのメリットがあります。
そんな中で、逆にEクワドラントのデメリットは何かというと、人生の行方のカギを全て会社に握られているという事です。
つまり自分の人生の運命を家族の運命を会社に握られているという側面があります。
つまり景気や会社の業績や人事部や上司の裁量次第で、いつでも人生が転落する可能性を秘めているという事になります。
つまり自分の人生を自分でコントロールする事が非常に難しのが、Eクワドラントの大きなデメリットになります。
会社にお給料も決められていて、決められた時間の間は拘束も受ける事になります。
つまりお金と時間の自由がかなりのレベルで制限されるのがEクワドラントです。
そして定年が来たら『お疲れ様、ありがとう』と言われ、会社から排出されるというゴールも決まっています。
しかしそれを迎えることなく、途中で解雇をされるという事も、昨今珍しくなくなってきています。
良い会社に就職すれば一生安泰というのは、昭和の時代の当たり前であり、今の令和の時代においてはあまりに時代錯誤な考え方となります。
ただこれがダメなのではなく、時代に合っていないというだけなのです。
分かりやすく言えば、今の時代にガラケーをどんなに力を入れて素晴らしく営業しても、今の時代にやったら失敗するというのと同じです。
昔は飛ぶように売れました。家にいなくてもこんなに人々と話せるなんて凄い時代がきたもんだ!と当時は興奮したものでした。
ただ今の時代にそんなことを声高に言ってお店を始めたとしたら、人々から『大丈夫かなこの人?』と思われそうですよね。(笑)
とは言えだからと言ってガラケーが良いとか悪いとかではなく、『ただ時代に合っていないだけ』というのがお分かりいただけると思います。
これからの先の時代は社会保障も崩壊し、年金もあてにならない時代です。
Eクワドラントがダメなのではないです。ただこれから先の時代を生きるのに、それだけでは時代に合っていないというだけなのです。
昭和の高度経済成長期の常識や生き方のセオリーは、今の時代のカラケーに相当するという事です。
Sクワドラントとは何か?
次に出てくるのが、このSクワドラントというクワドラントです。
これはSelf Employee(セルフエンプローイ)と言われる、自営業者のクワドラントになります。
従業員として雇われていて、『もうこんな自由が利かない制限された働き方はいやだ!私は自由になる為に独立します!』と言って、次に皆様の多くが目指すのがこのSクワドラントになります。
どういう人たちかというと、個人事業主などのフリーランスや、医者・弁護士・会計士・美容師・芸能人やスポーツ選手など、その他自分が主役の人達のクワドラントになります。つまり自分が商品です。
このクワドラントは自分の能力と時間を代価にお金を稼ぎだします。なので今までお金の上限を決められていたEクワドラントとは違い、自分次第でいくらでもお金が稼げるようになります。
なのである意味お金の自由は自分の努力次第能力次第でいくらでも稼ぎだすことができるようになります。
そしてSクワドラントの人達の価値観や考え方は、
・No1に価値があると考える
・競争しようとする
・能力主義
・やり方ノウハウを重要視する
・売り上げや結果が全て
・お客の争奪戦
・集客(人を集める)
・商品やサービスやお店を作ってから集客をする
・一対一の価値提供
・他との比較
・win-win
・高年収がステータス
・年収にフォーカスしている
・何かを手にするために何かを犠牲にする
・自分の能力で自分が動いてお金を稼ぐ
・自分の長所や能力がレバレッジ
・借金は悪いもの
・税金は敵、搾り取られるもの
などこういった価値感や考え方をい持っている傾向が強いです。
そして野球に例えると、選手・プレイヤーという立ち位置になります。自分がどれだけ成績を出すかで人生が決まる人達です。
能力がなければ契約を切られ相手にされなくなり仕事を失う、まさに能力至上主義の厳しい世界でもあります。
だからこそ自分の能力が命で自分が商品なので、自身を磨かれていてとても輝いている素敵な方が多いのが特徴です。
そんなSクワドラントのメリットはやはり何といっても、稼ぐお金の上限が自分次第で上げられるという事です。
つまり稼ぐ目的や理由が明確だと、あとは一心不乱に努力して大金を稼ぎだすことが可能なのがSクワドラントです。
そして自分の能力の向上や自己成長にとてもストイックなので、めちゃくちゃ自身が磨かれて自分に対するセルフイメージも上がるようになります。
いわゆるビジネスにおける成功と言われる領域まで到達できるのが、このSクワドラントで達成感を非常に味わえるというメリットがあります。
あとは自分の成長度合いが売り上げという、数字に表れやすいのも特徴としてあります。
Eクワドラントはどんなに頑張っても、給料はある程度決まっているので数字には表れにくいですが、Sクワドラントは売り上げという数字を見て、自分の成長を実感しやすいのもEクワドラントにはないメリットです。
自分が商品なだけに、理想の自分になる為に精進しながらお金が稼げるというのは、結構願望に入れる人も多いように感じます。
対してSクワドラントのデメリットに関してですが、ロバートキヨサキが一番地獄のクワドラントと言っているのが、実はこのSクワドラントなのです。
なのでそれだけにデメリットも多く、デメリットのレベルも高いものが多いです。
まず最初に先にも書きましたが成功が手に入るというメリットを書きましたが、成功を手にすればするほど稼げば稼ぐほど、幸せが遠ざかっていくという悲しいデメリットがあります。
これはなぜかというと、稼ぐ上で代価として差し出すものが、時間と能力だからです。
Sクワドラントは自分の能力が商品なので、あなたでないとできないものばかりです。
なので人に任せるという事がなかなかできないクワドラントでもあります。
つまり稼げば稼ぐほど忙しくなり、それに比例して自分の時間やプライベートの時間や大切な人との時間も無くなっていくわけです。
実際に僕も沢山のSクワドラントの成功者と関わってきましたが、皆成功していて凄い人なのですが、どういうわけか幸せそうには見えなかった人が多いのです。
これは個人的な主観も入りますが、仕事ばかり優先しすぎて離婚する人が多かったように感じます。
そして仕事ばっかりしているのでそのせいなのかずっと独身で、お金を稼いだらキャバクラに飲みに行って、承認されて心を満たしている人が多かったようにも感じます。
そしてブランド物で全身を着飾り、自分がいかに成功しているかを見せて心を満たしているように見えました。
つまり成功しても幸せではないから感情や心が満たされていないから、お金の使い道が飲みやブランド品などの感情を満たす『浪費』にお金の使い道が偏っているように見えます。
そして在り方を見てきて、僕は個人的な主観というか感じた事は願望に入らなかったという感じです。
あとはやはり自分が商品なので、万が一の事故やケガや病気の時に保証が何もないため、自分が止まった時に一気に収入がゼロになるリスクも含んでいます。
そしてSクワドラントには賞味期限もあるので、ずっとはできないものが多いです。
そしてできたとしても自らが年老いた状態でお客様から選ばれるかどうかはまた別の話です。
そして何より独立して自由になったというのは実は幻想で、Eクワドラントの時より激務で健康を害する人も多いクワドラントでもあります。
SクワドラントはSelf Employee(セルフエンプローイ)です、セルフのエンプローイつまり自分で自分を雇用しているという言葉です。
つまりSクワドラントで雇われの身から開放されたというのは錯覚で、自分に雇われていますし何よりお客様に雇われているという事にもなります。
お客様から『もう結構です』と言われたらEクワドラントでいうクビと同じです。
なのでEクワドラントの定年よりも早い段階で、お客様からクビを宣告され、早々と職を失う可能性も大いにあります。
つまりEクワドラントでは上司や社長の顔色を伺いながら仕事をしていたのが、お客様の顔色を伺いながら仕事をするように変わっただけです。
そしてSクワドラントではクビ宣告を受けても、保証は一切ない状態です。
つまりSクワドラントは実は雇われから開放されたように見えて、実はただ単に雇い主が変わっただけだという事なんです。
そして税金においても、日本は累進課税なので稼げば稼ぐほどに、税金が高くなるという仕組みで、まさにSクワドラントにとって最も苦しい国なのかもしれません。
日本という国は個人に対する経費枠が非常に狭く、かなり税制面でも不利なので稼ぐほどに後の税金に怯える事になります。
この辺りを理解せずに何でもかんでも経費に入れ、節税という名の脱税になっている事に気付いていない個人事業主の方も多いように感じます。
この辺りについてはここではあまり詳しくは書けませんが、Sクワドラントにとっては非常に辛い税制になっています。
他にもデメリットはありますが、長くなるので以下は割愛します。
まとめ
ロバートキヨサキの金持ち父さん貧乏父さんの中でも一番のキモとなる、ESBIのESの所まで書いてきましたが、ここまでだけでもかなり長くなってしまいました。
このままだと文字数がブログではなくて電子書籍レベルになってしまうので、ここでいったん今回の記事は締めて、以下の別のブログで続きのBクワドラントとIクワドラントについて書いていきます。
実はEクワドラントとSクワドラントでの問題はBクワドラントとIクワドラントで解決できる可能性が非常に高いです。
そしてBIクワドラントはESクワドラントとは価値観も考え方も全く異なります。別世界といった方が正しい表現かもしれません。
今回ESクワドラントに関しては、まだこれでもかなり内容を抑えて書いたつもりなので、もっと詳しく分解して深く書けば本一冊が出来上がるくらいあります。
これはブログなので文字数がここまでで7千文字近くになってきたので、一度ここでお開きにして続きはまた下記のブログで続きを暴露していきます。
多分『は?なんだそれ!』という内容も入ってくると思われます。
是非上にあるBIクワドラントとIクワドラントの方の記事も読んでみてくださいね。
この記事も最後まで読んでくださりありがとうございました。
ではまた(^^)/