近年スポーツ選手のドーピングによるニュースをよく目にしますよね?
僕自身ももともとプロボクシングの世界にいたのでアスリートたる人間の心得はよくわかっています。
薬物によるフィジカル面の強化を図ろうなんてものは、確実にスポーツマンシップに反する行為です。
そんなスポーツマンシップに反するスポーツ選手のドーピングについて書いていきたいと思います。
スポーツ界を揺るがすスポーツ選手のドーピング
近年のロシア選手団を始めとするスポーツ選手のドーピング問題。
薬物の力を利用して優秀な成績をおさめ金メダルを獲得するも、後にドーピングが発覚し結局はく奪されるという、ドーピング当事者はもちろんの事その他アスリートにとっても非常に後味の悪いものとなってしまいます。
ドーピングが発覚して当事者の選手が金メダルをはく奪になって、銀メダル銅メダルの選手が繰り上げでメダルの色が変わったとしても、何だかやはり後味が悪いというか素直には喜べなかったりもします。
そしてこういった事が多発してしまうと一つの偏見が生まれてしまいます。
日々たゆまぬ努力で真面目にやってきて驚異的な記録を出したり偉業を達成した選手に対しても、もしかしたらドーピングしているんじゃないの?という疑いの念が出てきてしまうというものです。
これは非常に残念な事です。
しかしやはりここまでドーピングという違反行為が多く出てきてしまうと、そう思ってしまうのも仕方ない気もしますが、真面目にやっている選手まで巻き込んでしまい、疑いの目にさらされてしまうと、選手のモチベーションの低下にもつながってきてしまいます。
なんともやりきれない気持ちになるのは僕だけでしょうか?
スポーツ選手のドーピングはプロ意識の欠如
こういった事を招いてしまう原因は、やはり選手一人ひとりのプロ意識の問題だと思います。
一流のアスリートである事をどこかで忘れ、地位と名声を手にいれる為には手段を選ばないという、なんとも無茶苦茶なマインドになってしまっているという事です。
これでは何のために日々の苦しいトレーニングに耐えているのか分かりません。
自分が一流であると自分に言い聞かせその事を誇りに思い、その誇りを汚さぬよう精進すべきなのではないでしょうか?
まずはプロ意識を強く持ち、薬などを使って楽してレベルアップしたいなどという腐った考えは大至急捨てなければなりません。
ドーピングをして何かを達成しても何の意味もありません。
むしろその協議に挑む姿に感動した人々の感動を裏切ることになるわけです。
プロならば応援してくれる人々やサポートしてくれている人の期待に応え裏切るような行為などもっての外のはずです。
スポーツ選手の持つスポーツマンシップ
まずそんなスポーツマンシップに反するようなことをしてまでして、名声を手にして嬉しいのか?と疑問でならない。
なぜ正々堂々と競えないのか?
自分の実力に自信がないからなのか?
ならば死ぬほど努力すればいいだけの事。
こんなことはスポーツをする人間ならば常識中の常識で、当たり前すぎてわざわざ口に出してまで言う程の事ではない。
実際の選手に聞いてみたいのはドーピングをしてきんめだるを獲った時にはたして達成感なんてものはあるのだろうかと。
そしてもし達成感がないのならなぜアスリートをやっているのかと。
逆にドーピングしているのに達成感があるというのなら、その選手は極めてクレイジーであると思う。
まとめ
オリンピックなどの世界的なスポーツの祭典においてやはり選手が人生をかけて挑む真剣勝負に人は心動かされ感動する。
その真剣勝負に水を差すのがまさにこのドーピングであるわけなんです。
人生をかけてやっている選手がいる中で、薬の力を使ってじゃないと勝負できないような選手は今すぐ永久出場停止にしていただきたいと思う。
真面目に人生掛けている選手の真剣勝負だけを見たいから。
なのでドーピングに関する規制というのは、もっと厳しくても良いと僕は思う。
今回はイチアスリートという観点から書かせていただきました
ではまた(^^)/~~~