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あなたはネットワークビジネスというものをご存知でしょうか?
別名MLMとも言います。
この話を聞くとねずみ講でしょ?と拒絶反応をする人も多くいます。
しかし世界中でこんな事を言うのは日本人だけなんです。
日本人が情報弱者でいかに遅れているかという事を表しています。
なのでネットワークビジネスとねずみ講の違いについて書いていきます。
そもそもねずみ講って何?
まずはねずみ講の起源についてですが、ねずみ講とは今からおよそ50年前に、熊本県で起きた『天下一家の会』というものが始まりと言われています。
会員から高額な入会金を募り会員になり、会員になった人は人を紹介すると報酬がもらえるという報酬体系になります。
そして人を紹介すると入会した人の支払った入会金の中から何割かが、紹介者に支払われるといった形になります。
そしてその組織はどこまでも続いていき、上の人間が無限大に下からお金を吸い上げるといった形になります。
これを『無限連鎖講』と言って法律で禁止されていて刑法によって罰せられます。
そしてねずみ講の一番の特徴というのが、入会したからと言って何か商品やサービスが受けられるわけではありません。
つまり商品やサービスが何も存在しないシステムというわけなんです。
こういったシステムによって入会した人が紹介者を出せなかった場合、その人には何も残りません。
つまりただお金を吸い取られただけといった状態になります。
なのでこういった商品やサービスがないものに対して高額な入会金を取る為、成果が出せないと被害者が続出してしまうのです。
なので法律では禁止されています。
つまりねずみ講を一言でいうと、
商品やサービスがない状態で入会金と称してお金の出資を募る無限連鎖講の事を言います。
ネットワークビジネスMLMって何?
では今巷で言われているネットワークビジネス、MLMっていったい何なの?というところについて書いていきます。
ネットワークビジネスというのは、何か商品やサービスを広めたい集客したいという時に用いられるビジネス手法のうちの一つです。
ネットワークビジネスは別名MLMとも呼ばれています。
MLMとは、『マルチレベルマーケティング』というものの略語です。
このネットワークビジネス、MLMがどういうマーケティングかわかりやすく言うと、例えばあなたも自分の通っている美容室がうまくておすすめだから、友達を誘って行ったことはありませんか?
そうすると紹介してくれたあなたに、お友達を紹介してくれたので今日は〇割引にしておきますねとか、トリートメントサービスしますねなどの報酬を受け取ったことはありませんか?
つまりこれもネットワークビジネス、MLMといわれるものと同じ仕組みなんです。
つまり自分がいいと思う商品やサービスを自分の友達や知り合いなどにおすすめして、気に入って購入したり会員になったりすると、その発売元から広告宣伝してくれてありがとうということでお礼の報酬がもらえるというものです。
ではこの友達の紹介で美容室の会員になった人は、友達をさらに紹介できなかったからと言って被害者になっているでしょうか?
なっていませんよね?
なぜかというとその美容室の上質のサービスを受けているからですよね?
そもそもその美容室のサービスが気に入って入会しているので、別に紹介者を出せないからと言って何も損はしていませんよね?
なのでネットワークビジネス、MLMというのは正しく行っていれば被害者は出ないシステムなのです。
そしてネットワークビジネスの報酬プランというものは、細かく数学的に均等に配当されるように計算されて作られています。
なので紹介者を頑張って出した人が、その結果に応じて正しく権利収入を得られる仕組みになっています。
つまり上だけが稼げる仕組みではないというところです。
ネットワークビジネスMLMの本質の所というのは、良い商品やサービスを提供し、気に入った人が購入、会員になることによってその商品やサービスを愛用し、その良さを人に教えてあげる事によって人から人へ宣伝されて人々に認知され広まっていくという所が狙いなのです。
なので良い商品サービスというものは自然と広まっていきます。
その宣伝普及活動に貢献した人に広告宣伝費として権利収入という形で、永続的に報酬が支払われるというだけなのです。
なのでネットワークビジネス、MLMというものは何もおかしい事でも怪しい事でもない、普通に世の中にもあるマーケティングなのです。
マルチまがい商法とは一体何か?
ただこの画期的な仕組みを利用した悪徳商法もあるので注意してほしいです。
それがマルチまがい商法といいます。
勘違いしている人が多いのでここで正しておきますが、マルチ商法というのは合法です。
違法なのはマルチまがい商法の方なんです。
ではマルチまがい商法とは一体何なのか?
その名の通りマルチ商法のまがい物です。
仕組みはMLMであるネットワークビジネスと同じです。
ただ何が違うかというと、特に価値のないものを高額にて提供しているというところです。
つまりこの素晴らしいビジネスに参加する条件として、例えばこのツボを40万で購入する必要がありますとか、この40万の空気清浄機を買うことでビジネスの権利が得られますといったものです。
つまりこれに参加する人というのは、このビジネスに参加したいという理由で、大して欲しくもないものを入会費代わりに購入して参加しているわけです。
しかしこれも被害者が出ます。
こういった会社はねずみ講と違って商品サービスがある為、うちはねずみ講とは違います!とうたっていることが多いです。
参加者が必要性を感じていないもの、価値のないものを高額で買わせることで、やはり被害者が出てしまいます。
参加者が紹介者を出せなくて稼げなかったときにその人に残るのは、高額で買った不要な商品だけが残ることになり被害者となってしまいます。
なのでこういったMLMを利用した悪徳商法にも気を付ける必要があります。
そしてこういった悪徳な会社が存在しているため、いつまでたっても正規のネットワークビジネス、MLMのマーケティングを使っている会社までもが悪く言われてしまっているのです。
ねずみ講とネットワークビジネスMLMの違いとは?
ここまで読んでいただければ違いは明らかで一目瞭然だとは思います。
簡単にいうとねずみ講というのは商品もサービスも何もないただお金を集めることが目的の被害者の出る仕組みの違法行為なのです。
対してネットワークビジネスというのは、価値のある良い商品や良いサービスを口コミなどの人から人へ伝えていき広めていくというものです。
なのでネットワークビジネスというものは良い商品良いサービスありきだという事です。
そしてその中で人に伝え宣伝広告をして世に広める活動に貢献した人に、権利収入という生涯なくならない報酬としてお礼をしているというものです。
そしてねずみ講というものは刑法によって罰せられます。
そしてネットワークビジネスMLMというのは、特定商取引法の連鎖販売取引という形で商法によって守られています。
世界ではこういったMLMネットワークビジネスというのはすでに結構前からもう当たり前となっています。
情報弱者と言われている日本人は先入観や間違った知識、その他間違った噂などの情報によってかなり世界から遅れている状態です。
なのでねずみ講とMLMネットワークビジネスというものは似て非なるものどころではなく、全く違うものということなのです。
まとめ
ここまで読んでいただければねずみ講とネットワークビジネスMLMの違いがお分かりいただけたのではないでしょうか?
まずはこういった悪徳商法や詐欺などに引っかからないためには、まず悪徳商法を知る詐欺の仕組みを知るということが重要です。
人は見えないものや分からない事には恐怖を感じます。
しかし見える者や分かっているものに対しては恐怖を感じません。
なのでここでいいものと悪いものの違いを確実に知ってもらい、あなたのこれからの人生に役立てていただけたらと思います。
ではまた(^^)/~~~