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WBO世界スーパーフライ級チャンピオンの井上尚弥はなぜにあんなにもで強いのか?
今や日本ボクシング史上最高傑作だとも言われています。
それもそのはず井上尚弥はどれをとっても一級品だからです。パウンドフォーパウンド(階級差を除いた最強の称号)の一位になる日も近いかもしれません。
そんな井上尚弥の強さの秘密を検証していきます。
井上尚弥の強さの秘密その1:パンチ力
井上尚弥の強さの象徴でもあるKO勝ち。
そのKOを量産する上でやはり欠かせないのがこのパンチ力。
試合でのパンチの音を聞いていても、明らかに何階級も上のクラスのパンチの音がする。
間違いなくスーパースライのパンチの音ではない。
そしておそらく貫通力のあるパンチの質なのだと思います。
なので体の芯でもらうと確実に効きます。
WBOスーパーフライ級の初防衛戦のダビド・カルモナ戦でもガードの上からのパンチでダウンを奪い、その直後あっという間にノックアウト。
貫通力のあるパンチだからこそ成せる技だと思います。
スーパーフライ級でならあのパンチをまともに食らって、立っていられる選手はいないのではないでしょうか?
井上尚弥の強さの秘密を語る上でやはりあの驚異的なパンチ力なしには語れないでしょう。
井上尚弥の強さの秘密その2:ディフェンス
そして井上尚弥の強さの秘密の中でやはり欠かせないのがディフェンス。
敗けない選手というのは得てしてディフェンスが良いです。
極論クリーンヒットをもらわなければ敗けないわけですから。
井上尚弥のディフェンスはフットワーク然り、ボディーワーク然り、勘の良さ然り、目の良さ然り、どれをとってもパーフェクトといえると思います。
相手からしたらこれほど当てるのが難しい相手はいないでしょう。
パンチを打てばうまく足でさばかれ、接近してもうまく頭一つの差でかわされ、相手は空振りの連続で余計にスタミナも消費していると思います。
そして相手からしたら気が付いたら魔法にかかったかのように、いつの間にか井上尚弥のペースで戦っているように感じることでしょう。
ボクサーというのは自分のペースで攻めているときは、手数を多く出してもスタミナは意外と持つものなんです。
逆に相手のペースで戦ってしまうと何もしていなくても激しくスタミナを奪われます。
そういったディフェンスのうまさを使って、うまく自分のペースで戦っているといううまさが井上尚弥の強さの秘密なのだと思います。
井上尚弥の強さの秘密その3:テクニック
そしてもう一つはやはりテクニックですね。
様々なテクニックの中でも特に井上尚弥テクニックで目を見張るのは『カウンター』のうまさです。
抜群のタイミングで合わせたカウンターは一撃必倒の破壊力を秘めています。
河野公平との時も、リカルド・ロドリゲスの時も抜群のカウンターがさく裂してKO勝ちを収めていました。
井上尚弥のカウンターのタイミングは抜群にいいです。
これもやはり抜群の勘の良さと目の良さが生み出しているものだと思います。
あのパンチ力であのタイミングでカウンターを合わせられたらひとたまりもないと思います。
なので河野公平はあのカウンターをもらってよく立ったなと思います。
後はサウスポーでも戦えるという器用さも持ち合わせています。
それも見掛け倒しのまやかしのサウスポースタイルではなくて、確実に相手を倒せるくらいのレベルのサウスポースタイルです。
パンチ力やディフェンスだけにとどまらず、このような器用なテクニックまでをも高いレベルで持ち合わせているわけです。
どう考えても敗ける要素がない気がします。
まとめ
他にも井上尚弥の強さの秘密はありますが、簡単ではありますがまとめてみました。
どの試合を見ていてもなぜだか井上尚弥の試合というのは安心してみていられます。
敗ける要素が見つからないからです。
よほど不運なラッキーパンチをもらわない限り敗ける姿が想像できません。
今の井上尚弥はそのくらい強いと思います。
日本ボクシング史上最高傑作であることは間違いないところだと思います。
アメリカ進出を果たして世界中に井上尚弥の強さを見せつけてほしいと思います!
ではまた(^^)/~~~