ボクサーはリングの上に立っているときは主役であり輝いていますよね!
そんなリングの上では輝いているボクサーですが、リングの外では一体どんな生活をしているのだろう?
ボクサーの収入ってどのくらいあるの?
あなたもそんな疑問を抱いたことはないですか?
そんなボクサーに対する疑問に関して書いていきたいと思います。
ボクサーとしての収入は意外と少ない
まずボクサーのライセンスには3つあって、A級ライセンス、B級ライセンス、C級ライセンスとあります。
デビューしたての4回戦の選手というのは、C級ライセンスに当たります。
そしてその4回戦で4勝するとB級ライセンスになり6回戦の選手になります。
そしてその6回戦で2勝すると、A級ライセンスの8回戦になります。
そして8回戦で1勝すれば10回戦もできるようになります。
このようにボクサーのライセンスには3つに分けられます。
そしてこのA級B級C級でファイトマネーも違ってきます。
基本的に試合が終わると、日本ボクシングコミッションからジム側にファイトマネーが支払われるのですが、そこからジム側がマネージメント料というものを差し引きます。
このマネージメント料や諸々を差し引いた金額がボクサーの手に渡ります。
そしてジムによってこのマネージメント料の比率が違うので、ファイトマネーに関しては一概には言えません。
ジムによって様々なんです。
ちなみに僕が所属していたジムはボクシング界では名門と呼ばれていたジムでした。
僕の場合は4回戦の時は手取りで一試合4万くらいでした。
そして6回戦の時は一試合6万くらいでした。
そして8回戦に上がると大体9万くらいでした。
そしてプラス自分で売った試合のチケットの売り上げの3割が手元に入るような感じでした。
そして試合もそんな毎月あるわけではありません。
数か月に一回程度です。
僕は名門ジムにいて2か月に一回とか試合も多く組んでもらえていたので、ほかのボクサーに比べてばいい方だったと思いますが、他の人は年間の試合数はもっとはるかに少ないと思います。
そうなるとボクサーだけでは食べていけないというのがリアルなところです。
恐らく世界チャンピオンになるか、スポンサーがつくかしないとボクシングだけで食べて行く事は難しいと思います。
なのでボクサーというのは基本的に昼間は仕事をしている人がほとんどです。
ボクサーの生活は仕事場とジムの往復
ボクサーの生活というのは基本的に毎日職場とジムの往復のような生活です。
一般の人のような仕事が終わったら飲みに行くとか、遊びに行くといった事とは無縁の生活です。
仕事が終わったらジムに直行して、仕事で疲れた体でくたくたになるまで練習をして、寝て起きてまた仕事の繰り返しです。
本当それしかないです。
しかしそれを地道に繰り返すことがボクサーの仕事でもあり宿命でもあります。
なのでこういったサイクルはボクサーとしては当たり前の事なんです。
ボクサーの休日とは?
ボクサーにもちゃんと休日はあります。
大体日曜日はジムも休みなのでそこで一週間の疲れを抜きます。
身体を休ませることもボクサーの仕事ですので。
なのでもし遊ぶとしたらこの日曜の前日の土曜日の夜か日曜に遊びに行く形になります。
遊ぶと言ってもお酒を飲んだりとかそういった遊びは全くしません。
まぁカラオケに行ったり時には遊園地に行ったり、夏にはプールや海に行ったりなど割と普通です。
そして彼女がいる人は彼女と過ごしたりなんかします。
いずれにしてもリングの上では派手なボクサーでも、普段の私生活は意外と地味なんです。
まとめ
ボクサーの私生活ってどこか謎に包まれている部分もあったりしますが、意外と地味なんです。(笑)
リングの外では普通の人です。
リングの上で派手に勝つために、日々平凡な事を繰り返しながら拳を磨いています。
ボクシングの聖地後楽園ホールではたくさんのボクシングの興行が行われています。
あなたも良かったら足を運んでみて、そんなボクサーの人生をかけた真剣勝負を目の前でご覧になってみてください。
生はテレビで見るのとは違って迫力が違いますよ♪
ではまた(^^)/~~~