ぼったくりバーはなぜ捕まらない?リアルを知る人間が語る理由とは

歌舞伎町に関する記事
カブキさん

どうも!当サイト運営者のカブキさんです!

 

今回は『ぼったくりバーはなぜ捕まらないのか気になる!』というあなたは必見です!

あなたは街を歩いていてふと声をかけられ、言われるがままについていったお店で、高額な料金を吹っ掛けられて、ぼったくりに遭ったという経験はありませんか?

 

この記事では過去に実際にぼったくりの業界のリアルを見てきた僕が、なぜぼったくりは無くならないのか?そしてぼったくりへの対処はどうすれば良いのか?について書いていきます。

 

例えば歌舞伎町などの繁華街でも、店の下で料金トラブルで店員ともめて警察が介入する光景はもはや日常茶飯事です。

 

これを最後まで読んで、あなたもぼったくりに引っ掛かって無駄なお金を失わないようにしてください。

 

※ここで書くぼったくりの実態に関しては僕がリアルに見てきたものを書きます。なので全てのぼったくりがそのやり方だとは限りません。あくまでリアルな一例として知っておいてください。

 

ぼったくりをしてもお店が現行犯逮捕されない理由

ぼったくりに遭わないためには、まずぼったくりが何なのかを知っておく必要があります。

 

ぼったくりとは、一般的な相場よりもどうみても高額な料金を請求し、客から高額なお金を取る行為を指します。

 

そこまではあなたでも良く知っているところだと思います。しかし問題はここからなので続きを読み進めてみてください。

 

世の中には一筋縄にはいかない、頭が良いインテリなぼったくりもいます。

 

価格を決める値決めはお店の自由

基本的に商売はなんでもそうですが、お店が売り物の料金を決める権利があります。

 

つまりお店がいくらで売り出そうとお店の勝手だということです。

 

このくらいのものに対してこのくらいの金額で売らなければいけないという法律はありません。

 

なのでそれが例え常識外れに高かろうと、それは違法にはならないのです。ここがぼったくりのややこしい所なんです。

 

つまりお店側がドリンク一杯を1万円にしようが5万円にしようがかまわないのです。

 

実は料金表示がちゃんとされている

問題はここからで、例えばドリンク一杯の金額が書いてあって、その計算に合わない請求額の場合は、これは罪に問われる可能性はあるかもしれません。

 

だとしたらなぜお店はあんなに法外な料金をむしり取って警察に捕まらないの?ぼったくりに遭った誰しもがそう思ったと思います。

 

それは実はちゃんとメニューなどの料金表示がされているものがあるからなのです。そこにはちゃんと高い料金表示がされているのです。

 

お店が『うちは高級クラブなのでこのくらいの料金でやっています』と言われたらそれまでです。

 

つまり料金表がある時点で警察も、お客さんであるあなたがちゃんと料金を確認しないで飲んだのがいけないですよね。となります。

 

そして料金表示がされている中で飲食したのだから、ちゃんと払う必要があるという風になり、結果お金を支払わされるという結果になります。

 

ここで支払わないと逆に無銭飲食になる可能性すらあります。

 

つまりうまく法律の穴をくぐっているので警察も検挙できないわけです。

 

ぼったくりと断定する基準がない

ここまで読んでいただいてもわかる通り、料金が高いこと自体は犯罪ではありません。

 

つまり高いからといって、後から騒いでも後の祭りだということなのです。料金表示もされていて飲んだのであれば、当然ですが支払い義務が生じます。

 

ただここでぼったくりが上手いのは、女の子を使ってうまくお客様がメニューを見ないように接客したりして、おねだりをしてドリンクをもらったりします。

 

まさにその女の子が飲んでいるドリンクが高いわけなのです。そして何杯も飲みますしお客様にも飲ませて酔っぱらわせます。これが後で警察を呼ばれたときにお客側が不利になるポイントにもなってくるわけです。

 

そしてお客様が酔っ払ったのをいいことに、めちゃくちゃオーダーしますしめちゃくちゃ飲みます。

 

でもそんなに飲んだら女の子も潰れちゃうのでは?って思うかもしれませんが、女の子に運ばれてくるドリンクは実は全てノンアルコールです。

 

ワインならば中身はぶどうジュースですし、テキーラのショットなら中身はただの緑茶だったりします。なので何倍飲んでも女の子は平気なのです。

 

この辺りを黒服と連携してうまくやったりします。

 

このようにして知らない間に会計がどんどん伸びて、最終的にとんでもない金額を請求されるわけです。

 

そしてその会計に対して怒り警察を呼んだところで、結局のところは言った言わないの水掛け論を展開するだけなのです。

 

酔っぱらいの話には信憑性がない

お会計で金額を見てびっくりしてそして怒り、ここでほとんどの人は警察を呼んで解決しようとします。

 

しかしこの時点でしこたま飲んですでに酩酊状態の人の話を、全て一方的に鵜呑みにして信じるほど警察もバカではありません。

 

そして記憶もあいまいで、こうなればお店のペースです。

 

お店は都合の良いように警察には話してお客様が反論しても、『お客様覚えていらっしゃらないんですか?』『お客様飲んでもいいよって仰っていましたよ』と言われ、いくら言っていないと言っても酩酊状態の人の説明に説得力はありません。

 

結局はここでも言った言わないの水掛け論となり、最終的には飲んだ証拠でもある伝票があるので、伝票通りに支払うように促されるパターンが多いようです。

 

警察は基本的に民事不介入

警察は刑事事件にならないと本格的には動きません。

 

ぼったくりの件に関しては呼ばれたから駆けつけてはいますが、基本的に興奮している当事者を落ち着かせ和解させることが目的で、ぼったくり店を検挙する目的ではありません。

 

そして警察は基本的には民事不介入なので警察に行ったところでお金は返っては来ません。飲食をしている事実がある以上支払い義務が発生してしまうのです。

 

警察の方も民事のことより刑事事件の方が重要なので、民事はめんどくさがる傾向があるようにも感じます。

 

なのでさっさと終わらせたいというのが本音なのでは?と見ていて感じます。

 

このように頭の良いぼったくり店というのは法律をかなり熟知していたりします。

 

なのでそういったぬけ穴を通ってその場をやり切ったりします。

 

逮捕は基本的に現行犯ですし、だからぼったくりをしてもぼったくりの基準も定義もないので、ぼったくったという証拠がありません。

 

当然タレコミが多かったり通報が多いと潜入調査などがあったりして、違法な証拠を見つけ出されたりして期間を置いてから、令状をもってガサに入ることはあるかもしれません。

 

だからぼったくりのお店は2年くらいで、一回お店を閉じて名前と場所を変えて、別の店として再営業するということもあるようです。

 

なのでお店がなかなか警察に捕まらないというわけなのです。

 

ぼったくり遭わない為の対処法

ここまで読んでいただいてもわかる通り、端的に言えばぼったくりのお店に入って飲んでしまった時点で終わりなのです。

 

頭の良いぼったくりのお店で飲んだ場合、会計が出てきた時には手遅れだったりするケースが多いです。

 

とはいってもどうしたらぼったくりに遭わずに済むのか?という所が知りたいと思うので、今からどうしたらぼったくりに遭わないかについて書いていきます。

 

キャッチには絶対についていかない

これはもう単刀直入に言って、客引き(キャッチ)についていかないこと。もう最重要事項としてこれに尽きます。

 

客引きの人は稼ぎが欲しい為、時折ぼったくりのお店を紹介するときがあります。

 

なぜかというと、ぼったくった金額のパーセンテージが自分に入ってくるからなんです。

 

客引きの人からするとぼったくりに成功すると、バックマージンが一軒だけで数万円~数十万円入る場合もあったりします。

 

このバックに関しては客引きグループや、都市や地域によって違ったりするので一概には言えませんが、歌舞伎町辺りではボッタクリに成功した客引きは相当稼いでいるようでした。

 

キャッチが『やっつけ』という言葉を発していたら要注意!やっつけとは歌舞伎町のキャッチ業界の用語でぼったくりのことです。

 

 

なのでキャッチは自分の都合でぼったくりのお店に連れていく可能性があるので、ぼったくりに遭わないためには、絶対にキャッチについていかないことが重要です。

 

着いていってしまったら、いかなることが発生しても自己責任だと思っておいてください。

 

なのでぼったくられないためには、キャッチに話しかけられても相手にしないという事を肝に銘じておいてください。

 

飲みに行くときは自分でネットで探す

そもそもぼったくりに遭う一番の原因はキャッチと呼ばれる客引きの人間についていくからだということがお分かりいただけたと思います。

 

なのでここで大切なのは、その場のノリで飲みに行くとなったとしても、ちゃんと自分でネット検索してお店を選ぶようにしてください。

 

たまに歌舞伎町でも見かけるのですが『どっか飲みに行きたいから割引してくれるキャッチに捕まりにいこうか』と言っている人を見かけますが、これはかなり危険な選択です。

 

なので自分でネットでちゃんと調べて、お店のホームページなどがあるようなお店に飲みに行くようにすれば、リスクはグッと下げることができます。

 

あとはそのお店の評判なども調べてみるとより安全かもです。

 

なので安く飲みたいからキャッチを通そうなんて考えは捨ててください。

 

その安く飲みたいという考えが、結果的にその提示料金の何倍何十倍もの金額を支払うことに繋がります。

 

自分で調べて初回の正規の料金を支払って飲みに行くのが、一番安全な遊びかたになります。

 

割引しなくてもどのお店も初回の料金なんてたかが知れています。安全に遊ぶためにもそのくらいの防衛投資はして欲しいと感じます。

 

客引き(キャッチ)に声をかけられたときの対処法

そうはいっても街を歩けば客引きに声をかけられてしまう・・・。しつこく着いてくるから根負けして客引きの紹介でお店に入ってしまった。

 

このような経験をした人も中に入るのではないでしょうか?

 

そんな時にキャッチと言われる客引きに対する対処法についても書いておきたいと思います。

 

客引き(キャッチ)には縄張りがある

基本的にどの街でもそうなのですが、客引きと呼ばれる人達にはグループごとに、仕事をしても良い縄張りというものがあります。

 

そしてその街のルールで、縄張りの外では客引きや交渉をしてはいけないという厳格なルールがあります。※地域によって多少の違いはあります。

 

これは水商売のキャッチだけでなくて居酒屋のキャッチでも同様です。違反すると裏社会の厳しい制裁が待っています。

 

なので客引きの人間としては、自分の縄張り内で客足を止めて交渉に入りたいというのがあります。

 

なのでよく『お兄さんちょっと止まってください』と言われることがあると思いますが、あれはこれ以上歩かれると自分の縄張りの外になってしまうため、そういって客足を止めようとするのです。

 

つまりそのまま進めばその客引きの人はついてこれなくなるというわけです。

 

なので客引き(キャッチ)と言われる人たちへの一番の対処法は、一言『結構です』と会釈をしてそのまま歩き続けることです。

 

一言もなくただ無視だけし続けると、逆上してキレ出すキャッチも中にはいたりするので、行かない旨を一言だけ伝えて無視をして歩くのが一番効果的です。

 

声掛けに反応するとしつこさが倍増

客引きの人に声をかけられて、一番やってはいけないのが『声かけに反応して会話をしてしまう』ことです。

 

例えば『まじですか!?』とか『どうしようかなー』とか、他にも普通に世間話をしたりなど客引きがチャンスだと思ってしまうような反応をすることはNGです。

 

この時の客引きの心理は、『粘れば来てくれるぞ』と思ってしまう傾向が非常に強いです。

 

本当はお店に行く気がないのについ客引きの会話に乗ってしまうと、しつこさが倍増して抜け出せない雰囲気を作り出されてしまいます。

 

人の心理として一生懸命に頑張られれば頑張られるほどに、なんか申し訳なくなってきてしまう心理があります。

 

なので相手の交渉のフィールド会話のフィールドに乗ってしまうと、抜け出しにくい状況を作られてしまったりします。

 

気が付けば『何かこのお兄さん一生懸命頑張ってくれているからこのお兄さんの紹介で行こうか』という選択をしてしまっている場合があります。

 

そして気が付けばぼったくられていたという事態も珍しくはありません。

 

客引きの人はお店に入るまでは良い人

客引きの人は基本的にお店に入るまでは良い人です。なのでその仮の姿に騙されてはいけません。

 

とはいえもちろん客引き全員が悪い人ではありません。中には本当に良い人もいて良いお店を紹介するぞ!とプライドを持ってやっている人も事実います。

 

ただその中に悪い企みをもって客引きをしている人達がいるのも事実なので、交渉時にどんな良い人であってもそれで相手をそこだけで信用するのは危険です。

 

なのでぼったりに遭いたくないのであれば、例え客引きの人がどんなに良い人であったとしても、相手にしないことが一番の対処法なわけです。

 

まとめ

ここまでなぜぼったくりがなくならないのかという所と、そのぼったくりに対する具体的な対処法について書いてきました。

 

これは実際に裏側のリアルを見てきた僕だからこそ書ける事実の内容です。

 

なのであなたが安心して夜の街で遊べるようにするために、この経験を人の役に立てようと思って今回こういった記事を書かせていただきました。

 

最後に再度結論を言えば『キャッチについていかない』これが一番のぼったくりに遭わない対処法です。

 

あなたが夜の街で楽しく遊べることを祈っております。

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