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どうも!当サイト運営者のカブキさんです!
今回は『なぜ未成年の少女たちはトー横に集まるのか知りたい!』というあなたは必見です!
度々ニュースやSNSでも取り沙汰されることが増えた、歌舞伎町のトー横の存在。
そのトー横には東京の外からたくさんの家出少女たちが集まっていたりします。
家出少女たちはなぜ家出をするのか?そしてなぜトー横を目指しトー横に留まるのか?
そのあたりを歌舞伎町の街の一日の流れを、長らく見てきた筆者のカブキさんが書いていきます。
家出少女たちがトー横を目指す4つの理由
歌舞伎町に家出少女が集まるのは、実は今に始まった話ではなく、昔からある歌舞伎町の実態でもあります。
今でいうトー横がコマ劇前と呼ばれていたころから、歌舞伎町には様々なところから家出少女たちが集まっていました。
その家出少女たちも、様々な理由でこの歌舞伎町にたどり着きます。
どんな理由で家出をしてなぜトー横を目指すのか?
その辺りについて詳しく分解していきます。
理由1:家庭環境が悪く居場所がない
家出少女たちの実情や話を過去にたくさん聞いてきましたが、やはりみな共通していたのは『家庭環境が悪い』という所でした。
・親が子供に無関心で仕事ばかりしている
・親が子供にDV(家庭内暴力)
・親が娘のバイト代を奪って飲みに行く
・親が酒乱で喧嘩など争いが絶えない
・親の再婚で義理の父親から邪魔者扱いされる
・親がドラッグ中毒
他にも色々とありますが、悲惨な家庭環境で育ってきた子達が多いです。
なぜ家出するのか?ではなく、家出せざるを得ない状況の子たちもたくさんいるということです。
いるだけで身の危険を感じたりするような、劣悪な家庭環境で育った子も、歌舞伎町では珍しくありません。
そう考えると少女たちの家出も見方を変えれば、ある意味自分自身を守るための自己防衛策なのかもしれません。
理由2:同じような境遇の仲間がいる
そんな家出した少女たちがなぜトー横に集まるのかというと、そこには自分と同じように家出をしてきた人たちがたくさんいるからです。
なのでどこか親近感がわきやすく、疎外感を感じにくいというので、居心地の良さを感じてしまうわけです。
自分の存在が認められると感じるため、そこに居心地の良さを感じて留まろうとします。
厳しい家庭環境で育ってきた子達は、やはり精神的にも強く順応性もあり、すぐに歌舞伎町に染まります。
そして今まで様々なところで制限を受けたり、苦しい思いをしてきた中で、歌舞伎町は無法地帯ですが、良くいえば自由でもあります。
その何でもアリな自由で非現実的で、ぶっ飛んだ環境に惹かれて歌舞伎町に常駐するようになります。
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理由3:非日常な場所で現実逃避ができる
そんな無法地帯で常識では考えられない光景が日夜繰り広げられています。
なので非常に非現実的な毎日を送ることができて、今までの窮屈な現実世界を見なくても済み、現実逃避ができてしまうわけです。
トー横にいれば同じような仲間たちと、現実から目を背けて今の楽しいことに集中できる。
現実世界や社会に不満を持っている人ほど、このトー横の自由に振る舞っている感が魅力的に見えたりします。
それがトー横の最大の魅力であり怖さのように感じます。
人間の持つ所属の欲求(帰属欲求)が、この『トー横界隈』とか『トー横民』とか『トー横キッズ』という言葉で、カテゴライズされたことで満たされているように感じます
理由4:人生が退屈で刺激が欲しいから
日常の生活に嫌気がさしていて退屈で生きてて面白くない・・という人が、若者を中心に今の日本社会には多いです。
そんな中でSNSなどで楽しそうにみんなで溜まって話している非日常的な光景を見て、『私もトー横に行って退屈な今の日常を抜け出したい!』と考えるようになります。
つまり日々SNSなどで発信されている、トー横のカオスな感じや非日常的な様子に感化され、少女たちがトー横を目指すきっかけになっていたりします。
家出少女がトー横に行く引き金になるもの
それにしてもなぜ近年こんなにもトー横に未成年の家出少女が増えたのか?疑問に思った人もいるかと思います。
昔から歌舞伎町を見ている人ほどそれを肌で感じていると思います。
そんなトー横になぜ家出少女が集まるようになったのか?その理由に触れていきます。
TwitterやTikTokなどのSNS
まず最初に言えるのは、やはりSNSなどのソーシャルメディアによる、情報拡散によってトー横の存在が世の中にオープンに拡散されたことが挙げられます。
もしSNSがなかったら、ここまでトー横に家出少女が集まることはなかったと思います。
なぜならば”知らないから”です。
SNSが台頭したことによって、知らなかったことが知れなかったことが、簡単に知れる世の中になりました。
今や個々人が様々な日常や、リアルタイムの生配信などをすることが当たり前になりました。
それを見て感化され『私も行こう!』『私と同じような仲間がいる!』『あそこに私の居場所がある!』といった感じで、訪れる人が増えたというのがまず一つにあります。
ニュースメディアによる情報提供
あとはトー横界隈のことや起きる事件を、公のニュースメディアが取り上げたことで、認知が広まったというのもあります。
つまり世の中がトー横に関心を持ったということが言えます。
そして公のニュースメディアがトー横を取り上げ話題になったことで、自分もあの話題のトー横の常連になりたい、と思う人が増えます。
そしてトー横のメンバーに仲間なりたいという若い層も必ず一定数います。
こうした公のニュースメディアが取り上げることで、『知らない』か『知る』に変わります。
それによって『私のことを見て欲しい』という自己顕示欲の強い人が、トー横に行く行動を起こします。
テレビという影響力の大きいメディアが取り上げたことは、少なからず家出少女をはじめとする、少年少女をトー横へと誘引した要因としてあると思います。
そもそも知らなければ、トー横に行こうという発想は生まれないわけですから。
新たな商業施設によるトー横との接触
TOHOシネマズができたことで、歌舞伎町に遊びに来る人が増えたことも、家出をするきっかけになったケースも考えられます。
こうしてTOHOシネマズができたことで、歌舞伎町に訪れるきっかけが増え、それに伴い目の前にあるトー横に触れる機会が増えるわけです。
そうなれば今の家庭環境や学校などで、不満を抱いている子がトー横の存在を認知することで、精神的に追いつめられたときに、トー横を訪れる理由を作りだす可能性は考えられます。
これが2023年の4月に、歌舞伎町タワーがトー横広場の前にオープンします。
そうなればさらにトー横の存在が身近になり、歌舞伎町タワーに行ったことがきっかけで、トー横に家出少女も増えるのではないかと感じています。
それに伴って、未成年に関する犯罪や非合法な稼ぎ方も増えると思います。
正直治安は非常に良くないと感じます。
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将来に絶望し生き方迷子の若者が増えた
インターネットのメディアやテレビメディアの発信がレバレッジとなり、将来に絶望した生き方迷子の若者が、居場所を求めトー横に集まったという側面もあるように感じます。
昨今テレビやネットで見かけるニュースは、将来を絶望させるものが目につきます。
今を生きる若者が希望を持てるニュースではないものが多いです。
将来に悲観して『もう全てどうでもいいや』と人生に投げやりなった時に、メディアで見かけるトー横の自由に生きている有り様を見て、いきたくなる若者の少なくはないはず。
今の社会情勢や世界情勢などからくる未来への絶望感と、SNSやテレビが発信するトー横の情報が掛け算を起こして、トー横の人口を増やしているように感じます。
家出少女たちの生活の実態とは?
トー横に集まる家出少女たちの生活の実態はどうなっているのか?
様々な形がありますが、やはりどれもリスクのあるものばかりが目立ちます。
その中でよくある生活の実態について触れていきたいと思います。
ネットカフェで寝泊まり
家出少女は昔から漫画喫茶などを使って寝泊まりをする人もいます。
身分証の提示の際には中には偽造の身分証で入ったりする子もいたりします。
今や漫画喫茶はシャワーもあり食べるものも売っていたり、生活するに必要なものはおおよそ揃っています。
なのでネカフェというよりは”寝カフェ”といった感じで使われているのが、歌舞伎町の漫画喫茶の実情です。
知り合った人の家に居候
未成年で身分証がなくて漫画喫茶などに泊まれない子は、歌舞伎町で知り合った人の家に居候をしながら生活している子もいたりします。
そういった感じで未成年を家に泊める大人がいることで、家出してきた少女たちが生きていけていたりする背景もあります。
その中で泊める方も泊まる方も様々なリスクがあるようです。
しかし家出して身寄りがない子にとっては、そういう所しか居場所がなかったりするのも実情です。
生活費はパパ活で稼ぐ
そして生活費はどのようにして稼いでいるかというと、SNSやマッチングアプリを使ってパパ活を行ったりして生計を立てていたりします。
パパ活というのは表向きな表現であって、中には援助交際のようなことをしている子も少なくありません。
大久保公園の周辺には軒並み若い女性が何人も立ち並び、男性から声をかけられるのを待っている光景も見られます。
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トー横にいる家出少女たち他にも様々な非合法な形でお金を稼いで食いつないでいたりします。
昔からそう行ったことができてしまうのが、新宿歌舞伎町という街です。
まとめ
今回は歌舞伎町に家出少女が集まる理由と、少女たちがなぜトー横を目指すのかについて書いてきました。
近年歌舞伎町のトー横に未成年の少年少女が増えたのにも、こういった様々な社会背景が絡み合って起きていることが分かります。
歌舞伎町が未成年の少女でも生きていける環境や、稼げる非合法な仕事を作り出しているのところに、家出少女が集まる原因であるとは思います。
しかし原因は歌舞伎町だけにあるのではなく、そもそもの日本の現代の家庭環境や、学校教育や学校環境や様々な分野にできた、亀裂から生まれた現象だと感じます。
日本社会が後回しにしてきたこと、目を背け続けてきたことの、”ツケ”がこうした社会問題を引き起こしている気がしてなりません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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