歌舞伎町浄化作戦とは何か?歌舞伎町に与えた影響のリアルを暴露

歌舞伎町に関する記事
カブキさん

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どうも!当サイト運営者のカブキさんです!

 

今回は『歌舞伎町浄化作戦って何?どんな変化があったの?』と思っている人は必見です!

 

良くも悪くも世界的に有名な繁華街、新宿歌舞伎町。

 

そんな中で歌舞伎浄化作戦という言葉を聞いて『何それ?』と思った人。

 

歌舞伎町浄化作戦って効果あったの?って思う人

 

そんなあなたのために、今回歌舞伎町浄化作戦についての詳しい内容とそれによって起きた現実を書いていきます。

 

歌舞伎町浄化作戦とは?

歌舞伎町浄化作戦

歌舞伎町浄化作戦とは、2004年から当時の石原都知事によって始められました。

 

主に水商売や反社会的な人間を歌舞伎町から排除することを目的とし、歌舞伎町の悪いダークなイメージを払拭させるために行われた作戦になります。

 

近年行われているTOHOシネマズの開業を皮切りに、歌舞伎町で行われている再開発も、歌舞伎町浄化作戦の一環であると思います。

 

まずはこれまでに具体的に、どのような施策が行われてきたのかについて書いていきます。

 

風俗営業に対する締め付け

ホストやキャバクラや風俗店などの、風俗営業の営業許可でやっているお店の営業時間を、深夜一時までとする条例を施行させ、水商売業界の衰退を図っていたように当時感じました。

 

水商売と暴力団は切っても切り離せない深い関係があることも、東京都は睨んでいたのもあるのかもしれません。

 

それについては後ほど詳しく書いていきます。

 

そしてその条例に反発して深夜一時以降にシャッターを閉めて、隠れて闇営業しているお店もちらほらと散見されました。

 

しかし様々な潜入調査やタレコミなどによって、次々と摘発にあうお店が続出しました。

 

路上でのキャッチ行為の禁止

昔の歌舞伎町は夜になれば、指名の予定のないホストは一斉に外に出され、街中がホストで溢れ返っていました。

 

そして道行く女性に声をかけ『お姉さん初回いかがですか?』と声をかけ、女性が『どこのお店?』と聞き返し、店名を聞いて『いきたい!』となればキャッチ成功。

 

ホストがお店に連れて行き、自分がキャッチしたお客様の初回の席に、一番最初に着けるシステムでした。(店によって違うかもしれません)

 

こういったことが毎日夜な夜な行われている光景は 、ある意味歌舞伎町の風物詩でもありました。

 

しかしこのホストによる路上でのキャッチ行為も、この歌舞伎町浄化作戦の施行により禁止となりました。

 

そしてホストクラブはキャッチからビラ配りにシフトチェンジさせましたが、ビラ配りと称したキャッチ行為が軒並みバレて、営業停止に追いやられるお店が続出。

 

そしてリスクヘッジを考えたホストクラブは、路上でのビラ配りもやめ、街からホストの姿は消えました。

 

暴対法・暴排条例の強化

2021年10月に改正暴力団対策法(通称:暴対法)が施行され、暴力団などの反社会勢力に対する締め付けがより一層厳しくなりました。

 

これにより暴力団組員は、賃貸契約や車の購入に対しても制限が掛けられることとなりました。

 

これ以降暴力団組織が存続し続けるためには、さらなる高いハードルを課せられることになり、組織の弱体化を狙ったものと言えると思います。

 

これは一定の効果はあったように感じますが、根絶撃退という所までの高い効果は、そこまでなかったようにも感じます。

 

歌舞伎町浄化作戦で変わったこととは?

歌舞伎町浄化作戦によって、実際に歌舞伎町はどのように変わったのか?

 

この辺りのリアルな部分について、歌舞伎町浄化作戦の施行開始時に、実際に歌舞伎町にいて見たり感じたりした事実に基づいて書いていきます。

 

眠らない街から深夜帯は眠る街へ

歌舞伎町といえば東洋一の繁華街で眠らない街と謳われてきましたが、この歌舞伎町浄化作戦によって、深夜一時以降は完全に眠っている街に変化しました。

 

歌舞伎町浄化作戦施行前は、深夜帯でも人が多くいて賑わっていました。

 

水商売の営業時間も深夜帯がメインになっていたので、今よりもオープン時間も遅かったです。

 

なので夜の早い時間は水商売の香りではなく、賑やかな普通の繁華街という感じでした。

 

夜の早い時間は飲食店や遊戯施設で人がにぎわい、夜の遅い時間は水商売系の飲み屋で人がにぎわっていたのが、眠らない街と言われた所以だと思います。

 

その眠らない街のスタイルを打ち壊したのが、他でもない歌舞伎町浄化作戦です。

 

楽しめる商業施設が増えた

これは目で見て単純にわかる変化だと思います。

 

旧コマ劇を取り壊してTOHOシネマズを立てて、周辺もアパホテルなど様々な宿泊施設やスパなどをオープンさせたりしています。

 

そして2023年4月14日には新たに東急歌舞伎町タワーもオープンします。

 

これも歌舞伎町浄化作戦の一環であるとみてよいと思います。

 

東京都は歌舞伎町の外観から変えようとしているのだと感じます。

 

とはいえこれは新たなお店がたくさんできたりして、楽しい遊び方や過ごし方ができる大きな利点があります。

 

これはある意味歌舞伎町浄化作戦の成功事例の一つだと感じます。

 

歌舞伎町タワーも、できたら一度行ってみたいと思う人もいると思いますが、でも歌舞伎町ってやっぱり怖い・・というイメージを持たれている人も多いと思います。

 

なのでこちらに歌舞伎町タワー周辺の治安はどうなのかについて書いた、別の記事を載せておくので良かったら参考にされてみてください。

 

ボーイズバー・ガールズバーの台頭

歌舞伎町浄化作戦施行後、ホストやキャバクラで閉店まで遊ぶと、終電がなくなるようになりました。

 

歌舞伎町浄化作戦の一環の風営法の改正によって、ホストクラブやキャバクラなどの飲み屋は朝まで営業できるお店がなくなりました。

 

なので深夜一時以降、始発の時間までの過ごし方として、風俗営業に該当しないバーで朝まで飲んで過ごすというスタイルが王道となりました。

 

それによって当時一気に増えたのが、ホストのようなイケメンたちが集うボーイズバーや、可愛い女の子たちがいるガールズバーでした。

 

バーは飲食店営業の営業許可なので、あくまでテーブル越しやカウンター越しの、対面接客しかできませんでした。

 

これをお客様の要望などで横の席に着いて接客してしまうと、これは風俗営業の範疇になってしまういます。

 

当時これに違反して、ホストやキャバクラのように、横に座って接客していたお店の摘発も当時ちらほらありました。

 

性犯罪などのトラブルが増えた

お金に余裕がある女の子たちは、先にも書いたバーで始発まで時間を潰します。

 

しかしそういったお金がない子は始発待ちで、当時のコマ劇前(現トー横)にたまるようになりました。

 

その目的は、朝まで暇つぶしに付き合ってくれて奢ってくれる男性を待つ、ナンパ待ちの女の子たちがたくさん現れるようになりました。

 

そんな感じなので、『奢ってあげるから行こうよ』という、甘い誘いに乗った女の子たちが、様々な事件や犯罪に巻き込まれることも、当時増えていたように感じます。

 

歌舞伎町浄化作戦によって深夜帯に人通りが少なくなったことで、逆に人目という抑止力がなくなり、犯罪や事件が増えたりしたようにも感じます。

 

あとは昼ホスができたことで、昼間に女の子が一人で酔っ払って千鳥足で歩いている光景を、よく見かけるようになりました。

 

昼間の歌舞伎町のホスト街も人が少ないので、それが性犯罪の引き金にも、実際なっていたりもしました。

 

治安の悪い街で人通りがなくなるというのは、意外なリスクでもあったりします。

 

昼キャバ昼ホスの誕生

歌舞伎町浄化作戦施行後、深夜帯が営業できなくなってから新たに生まれたのが、この昼キャバや2部(日の出)営業や3部営業と言われる昼ホスが生まれました。

 

当時は日の出の2部は、夜仕事を終えた水商売の女性が、仕事終わりに通うというパターンが多かったです。

 

なのでこの歌舞伎町浄化作戦をきっかけに、朝・昼・夜と一日中ホストクラブやキャバクラを楽しめるようになりました。

 

夜のイメージが強いホストクラブやキャバクラでしたが、だんだんそのスタイルも変化してきたように感じます。

 

暴力団を辞める人が増えた

これは改正暴力団対策法(暴対法)の一定の成果だと思います。

 

この法改正によって暴力団組員のシノギ(資金獲得活動)が、より一層難しくなり、稼げない暴力団員が増えました。

 

それにより先が見えない未来に絶望して、暴力団から足を洗う人も改正暴力団対策法の施行後、増えたように感じます。

 

これは歌舞伎町浄化作戦の、一定の成果だったようにも感じます。

 

歌舞伎町浄化作戦でも変わらないこととは?

歌舞伎町浄化作戦

逆にここからは歌舞伎町浄化作戦が施行された後でも、変わらなかった部分も実にたくさんあります。

 

歌舞伎町浄化作戦と銘打っていても、何ら変わっていない浄化されていない、目的を達成できていないと難じる部分について詳しく書いていきます。

 

みかじめ料の文化

これは表向きにはなくなったように書かれている所もありますが、これは実際に歌舞伎町で自分が頭で商売を営んでいた人間でしか本当の実態を知りません。

 

なので過去に歌舞伎町で商売をしていた、この記事の筆者のカブキさんが、この”みかじめ料”のリアルについて書いていきます。

 

まず”みかじめ料”の目的ですが、取る側は当然暴力団組員であり、それがシノギと言われる現金獲得方法の一つなので、一つはシノギのためという目的が存在します。

 

そして払う側は一見すると、ただお金を搾り取られているように見えますが、実は支払う側にもメリットがあるために、こういったみかじめ文化はなくならないわけです。

 

みかじめのメリットとは何か?この辺りをさらに分解して解説いたします。

 

売れっ子を引き抜かれないための抑止力

ホストクラブやキャバクラなど、水商売のお店を営んでいる人の一番の資源は何か?

 

それは何をおいても働いてくれて、売れ上げを上げてくれている従業員(キャスト)です。

 

そんな中で売れっ子のキャストを他店に引き抜かれてしまうと、お店の売り上げに非常に大きく影響し経営に響きます。

 

こういった引き抜き行為は揉める原因となるので、歌舞伎町では暗黙のタブーとされている文化が昔からあります。

 

そうならないために水商売の世界では、お店ごとに”ケツ持ち”と呼ばれる暴力団組員にみかじめ料を払い、用心棒として抑止力を働かせます。

 

様々なお店同士が後ろに暴力団組員をつけているため、ルールを破った方が、暴力団組員から何かしらの制裁が加えられるという、歌舞伎町の昔から文化があります。

 

水商売業界の秩序を乱す者、つまり筋を通さない方がこの場合は負けます。(例外として暴力団組員の力の差でひっくり返る場合もあります)

 

そういったメリットが歌舞伎町で商売をする人間にメリットがあります。

 

揉めた時に話し合いの代役をしてくれる

万が一水商売の人間同士で仕事上のトラブルや揉めごとが起きた時に、間に入ってお互いのケツ持ち同士が話をしてくれるというメリットがあります。

 

当事者同士だとその場で修羅場と化す可能性があるので、お互いのケツ持ちが間に入り事の詳細を聞きどちらに非があるか裁断します。

 

つまり歌舞伎町での揉め事において、血を流さず話に決着をつけてくれる、というメリットがあります。

 

なのでお店側はみかじめ料を払うことで、自分のお店とキャストを争うことなく守れるというメリットがあります。

 

警察情報の情報を流してくれる

みかじめ料を払い暴力団組員を用心棒としてつけるのには、もう一つメリットがあります。

 

これはグレーなことや違法なことを行っているお店にあるメリットかもしれませんが、警察の一斉検挙や私服警官情報などを流してくれるというメリットがあります。

 

どういうわけかケツ持ちの暴力団組員は、警察の裏情報をあらかじめ早い段階で知っていたりします。(新宿署内か警視庁内に内通者がいるのでは?)

 

それを警察が行う前に教えてくれたりするので、事前対応をしておくことができ、警察の包囲網に引っ掛からずにやり過ごせたりします。

 

みかじめ料にはそういったメリットもあったりします。

 

だからこのみかじめ料の文化はなくならないのです。

 

路上キャッチ・客引きの存在

これも昔から根強く残っている存在で、歌舞伎町浄化作戦で数は減りましたが、まだ歌舞伎町には根強く残っています。

 

歌舞伎町浄化作戦で排除の対象となっているキャッチがなぜいなくならないのか?

 

この疑問にこの業界に詳しいカブキさんが簡単にお答えします。

 

それは答えは一つ!人々から必要とされていて『需要があるから』これに尽きます。

 

どこから需要があるのか?それは新規のお客さんが欲しいお店から、そして良いお店を探しているお客様の両方からの需要があります。

 

その中で真面目に良いお店を紹介しているキャッチもいれば、ボッタクリなどの悪質なお店に誘導するキャッチもいます。

 

恐らくキャッチと言われる客引きの印象が悪いのは、後者の方がメディアでクローズアップされるからだと思います。

 

後はしつこく付きまとうというのも印象を悪くしています。しかしできるキャッチほどしつこくはついていきません。

 

しつこいのは仕事ができないキャッチだけです。(笑)

 

しかし真面目に良いお店に安く案内しているキャッチも事実たくさんいて、そういったキャッチには常連客がいて人々から愛されています。

 

だから警察がいくら取り締まろうともいなくならないのは、必要としている人達がたくさんいるからでもあります。

家出した未成年たちが溜まる現実

これも歌舞伎町浄化作戦で変えられなかった部分でもあり、大きな社会問題になっている部分でもあると思います。

 

いわゆるトー横と言われる場所が、それを象徴する場所となっています。

 

50年続いたコマ劇場を取り壊し、新たな商業施設やアミューズメント施設を立てて、街のイメージアップを図りましたが、これは逆効果だったように感じます。

 

TOHOシネマズができる前の閑散とした歌舞伎町の時の方がまだ治安はマシでした。

 

そして昔から未成年の出入りは激しかったですが、今ほどあの広場に未成年は集まってはいませんでした。

 

つまり商業施設や人が集まるものを作ったことで、一見印象がマシになったように見えます。

 

しかし治安がまだ悪い歌舞伎町に、未成年が訪れるきっかけを作ってしまったように見えます。

 

そしてその妖艶な魅力に取りつかれ、いつの間にか居場所を失った未成年が集まるようになったと感じます。

 

そして今はさらにSNSの普及が追い風となり『あそこに行けば同じような仲間がいる』『行けば何とかなりそう』そういった思いから訪れる人も事実います。

 

この辺りは歌舞伎町浄化作戦は、プラスに働いた部分もありますが、逆に悪化させてしまった部分もあります。

 

自殺者や自傷行為の続出

これも歌舞伎町浄化作戦で改善できていない、浄化されていない現実だと思います。

 

やはりこれほどに自殺者が多く出る街は、気持ち的にも印象は良くないですよね・・・。

 

こういった行動の背景には、ホストとの金銭トラブルや恋愛トラブルがあることが多いです。

 

僕が歌舞伎町で仲良くしていたお客さんでも、一人実際にホストとの恋愛トラブルが原因で自ら命を絶った子もいます。

 

こういった背景には、ホストに通う女の子に無理な掛けをさせたり、女の子を病ませる営業手法や関わりがあります。

 

こういった歌舞伎町の深い闇の部分にまでは、いくら東京都でもメスが届かなかったのでは?と感じます。

 

でもここも変えていかない限り、街は浄化したとは言えないと感じます。

 

歌舞伎町の本当の浄化とは何か?

歌舞伎町浄化作戦

東京都がやろうとしている歌舞伎町浄化作戦は、果たして何を浄化しようとしていたのか?

 

確かにここ5年ほどでコマ劇場跡を中心に、周辺の外観はかなり変わりました。

 

しかし目に見える形で商業施設やホテルを立てて、見た目だけ華やかにしても、根本的に本質的には浄化していないように感じます。

 

なぜ変わることはないのか?何が本当の歌舞伎町の浄化であり解決なのかについて、筆者のカブキさんの歌舞伎町での経験を踏まえた主観で書きます。

 

根本原因の解決

本当に浄化しなければいけないのは、目に見える現象だけではなくて、問題の現象を引き起こしている源、もっと奥深くにある目に見えない本質の部分だと思います。

 

問題の直接原因だけでなく根本原因から変えて行かないと、一時良くなっても時間の経過と主にまた再発します。これは虫歯と同じです。

 

ヤ〇ザ文化の衰退・終息

まずは重くて低く強いネガティブエネルギーを発している、人々に恐怖を与える反社会勢力の終息が必要不可欠になると思います。

 

しかし簡単には浄化できるものではないので、年月は結構かかると感じます。

 

そのためには次のことが絶対に必要なプロセスになってくると思います。

 

社会が反社の人間を理解する

まず社会全体が反社会勢力などの裏社会に対して理解を示すということが必要だと感じます。

 

暴力団組員の人達も人間です。完ぺきではないし間違いを犯すこともあって当然です。

 

生きとし生ける者全て、誰にも迷惑をかけず、動物や生き物などの殺生などの、悪事の一つも働かず生きてきた人間は一人もいないと思います。

 

そこを責めたり否定したり拒絶してばかりいたら、反社会の人達はずっと一般社会に抵抗感を持ちそういう生き方を選択するようになります。

 

人の理解に努めず否定だけするというその関わりが、さらなる悪事を生み出している根源の一つだと感じます。

 

まずは暴力団組員のような人たちが、なぜそのような生き方をするに至ったのかの、人生プロセスを聞き気持ちに寄り添い、理解するところから浄化は始まる。

 

まずは先に相手を理解することからしか、人は更生できないと僕は考えています。

 

僕もそういったことを勉強してから、更生することができ人生を肯定的に変化させた人間の一人です。

 

圧力をかけたりなど、否定や争いの思考や波動からは、同じ否定や争いの現実しか引き寄せません。これは宇宙の法則なので抗えません。

 

違う生き方の提案及び支援

暴力団組員でも人生をやり直せる、違う生き方の提案や支援を東京都や国が全力を挙げて取り組み、生きる上での安心感を提供するのが良いかと感じます。

 

改正暴力団対策法(暴対法)によってシノギが厳しくなっている中で、悪いことをしなくてもお金は稼げるということを、国や自治体が現実をもって見せてあげることも大切かと感じます。

 

起業して自分で稼ぐ方がずっと生きやすい世の中になったということも、暴力団から足を洗う追い風にもなっていると思います。

 

拒絶して圧力をかける関わりから、相手を理解して新しい生き方や解決策を提案していった先に、本当の本質的な浄化があるような気がします。

 

歌舞伎町の人間が街を考える

そしてもう一つ感じるのは、歌舞伎町の浄化をするのにあたって、歌舞伎町で生きたことがない人間ができるのか?ということです。

 

議員さんも日々街をよくしようと、とても日々頑張っていただいていると思います。

 

しかし歌舞伎町で生きたことがない国や東京都の議員が、都議会の椅子に腰を押し付けて議論したところで、問題の本質が見えていないと的外れな方法しか出てこないのでは?と感じます。

 

たまの視察だけの歌舞伎町に無知なままでの会議室での議論で、どれほどの効果的な施策が生まれるものか。

 

分かりやすく言えば、子育てしたことがない人が、効果的な子育てについて提案し、あーだこーだ議論しているのと同じ。

 

こんな議論で出る結論など的外れも甚だしいと思います。

 

歌舞伎町の本当の浄化は、歌舞伎町で実際に行くだけでなく歌舞伎町で生き、様々な現実を見て経験を積み、光も闇も両方見てきた人間でしかできないのでは?と感じます。

 

経験から根本の原因が見えているからこそ、本当の効果的な改善策が見いだせると感じます。

 

だから歌舞伎町で生きている、歌舞伎町を愛している人達が立ち上がらないと、本当の浄化は叶わないのではないかと感じます。

 

まとめ

ここまで歌舞伎町浄化作戦とは何かと、歌舞伎町に与えた影響のリアルについて書いてきましたがいかがでしたでしょうか?

 

歌舞伎町の文化や流れは昔から根強く根を張ってきたものです。

 

なので歌舞伎町浄化作戦と銘打って、新たな商業施設やホテルを建てたところで、歌舞伎町の浄化とは関係がないように感じます。

 

むしろそういった商業施設が、今まで歌舞伎町に足を運ばなかった人たちが、歌舞伎町に足を踏み入れるきっかけを作ることになります。

 

それによってマイナス面もより加速的に増幅するのでは?という懸念をぬぐい切れません。

 

結論、歌舞伎町浄化作戦は浄化ではなく、街に活気を取り戻させたという成果を上げながら、マイナス面の活気も取り戻させたという所だと思います。

 

そんな妖艶な魔力のある歌舞伎町に興味が湧いた人は、記事内にある『★あわせて読んでみよう(゚∀゚)』の記事も読んで知識を入れてから行かれることをおすすめします。

 

初めての方は歌舞伎町に無知のまま遊びに行くのは、様々な面でリスクが高いのでおすすめしません。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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