歌舞伎町の治安が悪い状態が続く理由とは?歌舞伎町の治安が悪い理由3選

歌舞伎町 治安悪い 理由 歌舞伎町の治安や闇に関する記事

華やかな繁華街というイメージと、もう一つは治安の悪い街ダークな街という、相反するイメージが付きまとう街『新宿歌舞伎町。』

 

なぜいつの時代も歌舞伎町の治安もイメージも良くならないのか?

 

そんな歌舞伎町の治安が悪い理由を、過去に歌舞伎町で24時間中22時間は歌舞伎町の路上で仕事をしていた僕が、歌舞伎町の治安が悪い3つの理由について書いていきます。

 

これを読めば『なるほどね!』と、納得いただけると思いますので、よかったら最後まで読んでみてください。

 

歌舞伎町の治安が悪い理由1:歌舞伎町の文化

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歌舞伎町の治安が悪い理由の一つに、まずは大前提にある歌舞伎町の風潮のような文化というものが背景にあります。

 

歌舞伎町民の間でもよく言われているのが、歌舞伎町という街は『世間の常識が歌舞伎町の非常識で、世間の非常識が歌舞伎町の常識』という言葉があり、まさにその言葉にぴったりな街です。

 

ではどんな風潮や文化があるのか?というところについて書いていきます。

 

非合法なことにあまり抵抗がない

これは歌舞伎町の魔力というようなものなのでしょうか?

 

歌舞伎町にずっと入り浸っていると、不思議と非合法なことに対しての抵抗がなくなっていくような感じがします。これは実際に僕も歌舞伎町に長くいて感じたことです。

 

やはり非合法なことをやっていても、それを止める人もいないですし、否定する人も笑う人もいないわけです。

 

これが一般社会ならばバッシングの嵐に会うのかもしれませんが、歌舞伎町ではそんなことがないわけです。

 

こういった文化が歌舞伎町の治安が悪い理由の一部になっていることは否めません。

 

悪い方がカッコよいという文化

そしてこれは不良あるあるのような話になりますが、やはり歌舞伎町でも悪さ自慢や武勇伝を盾に力を誇示する人たちがとても多いです。

 

悪いストーリーが多いほど悪さのストーリーのレベルが高いほどに、『あの人まじ凄げぇから』とか『あいつヤバイ』などと、そういった悪さがリスペクトされる文化が歌舞伎町には根強くあります。

 

つまり『悪さをしている自分、社会に逆らって生きているオレカッコイイ』という部分を自分らしさとし、自己顕示欲を発揮したい人たちが集まっているように感じます。

 

悪さで目立ちたいみたいな感じです。こういった考えの人がたくさん集まれば当然街の治安も悪くなり、それが歌舞伎町の治安の悪い理由の一つにもなってくるわけです。

 

反社と人々のニーズがマッチしている

これも歌舞伎町の治安が悪い大きな理由の一つになると思いますが、反社の人と歌舞伎町にいる人のニーズがマッチしてしまっているという背景があります。

 

例えば反社会組織の893の方々の、シノギを拡大させてお金を稼ぎたい!というニーズと、反社の人たちの力にあやかり守ってもらいたいという歌舞伎町で商売している人達のニーズがあります。

 

歌舞伎町の水商売の世界でも、お店が後ろに反社会的組織がついていることで、大事なキャストを引き抜かれないように守っていたりする背景があります。

 

こういった反社会の力でけん制しあって、争いが起きないように抑止力となっているわけです。

 

そしてその両者の間で金銭と力の等価交換で、一つの利害関係が成立してしまうのが歌舞伎町です。

 

そうでないと商売がしていけないのが歌舞伎町の文化なのです。

 

他にもお金で未成年の女の子を買う援助交際をする目的で歌舞伎町を訪れる良からぬ大人と、家出をしてきて稼がなきゃいけない事情がある女の子のお互いのニーズがマッチしてしまうわけです。

 

 

だから歌舞伎町の家出少女は未成年であるにもかかわらず、飯を食っていけているという事実があります。

 

これも歌舞伎町の治安が悪い理由の一つになりえる文化です。

 

歌舞伎町の治安が悪い理由2:街が汚く荒んでいる

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歌舞伎町という街はとにかく汚いです。歌舞伎町の再開発によって、昔に比べたらかなりマシにはなりましたが、それでも奥の方に行くとやはり汚いです。

 

そんな汚い街でい続けることが、歌舞伎町の治安が悪い理由の一つになっていることに気が付いていない人も多いと思います。

 

街の汚さと治安は比例している

これは実際の調査によるデータでも明らかとなっていることですが、国内外問わず落書きが多い地域や街が汚れている地域ほど犯罪が多いというデーターがあります。

 

つまり街が汚れているだけ気持ちも荒み、悪事への抵抗も薄れていくのではないかと感じます。

 

やはり綺麗に清掃され上品に整っている街では、なんだか悪さはしにくいですよね?

 

高級住宅街でポイ捨てはしにくいですが、汚い歌舞伎町では何の抵抗もなくポイ捨てができたりします。

 

このちょっとした悪さの抵抗がなくなるということで、だんだん悪事に対する感覚のマヒが進み、やがて大きな悪事に対しても後ろめたさを感じにくくなり悪事を行うわけです。

 

だから歌舞伎町全体が汚いことが、歌舞伎町の治安が悪い立派な理由の一つになるわけです。

 

歌舞伎町民がゴミを道端に捨てる文化

歌舞伎町を汚しているのは歌舞伎町に遊びに来た人というよりは、歌舞伎町に入り浸っている人や、歌舞伎町で仕事をしている人の方が多いです。

 

汚いのに慣れてしまっているためです。先にも書いた通り悪事に対する感覚がマヒしているので、ポイ捨てくらいでは悪いことと感じにくくなっているわけです。

 

感覚がマヒする理由として、周囲にはもっと悪いことをしている人達がたくさんいるため、ポイ捨てに対する罪の意識が低下するわけです。

 

特に路上を汚しているのは、常に路上に立っている客引きの人たちです。

 

客引きはもはや街がゴミ箱だと言わんばかりに、その辺に容器や袋や吸い殻なども平気で捨てます。

 

ちょっとした小さな罪の意識の低下が、やがては大きな犯罪を行わせることに繋がります。

 

これが歌舞伎町の治安の悪さをさらに助長させています。

 

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地べたに座り込むことが当たり前

これも汚い街を助長するかのような行為になります。

 

景観的に非常に汚いです。しかし不思議なことに歌舞伎町に入り浸っている人間は、この地べたに座ることに対して、まったく汚いという意識は持っていないのです。

 

トー横に溜まっている子たちも地べたにみな座っていますが、汚いという意識はまずもっていないでしょう。

 

僕も昔歌舞伎町に入り浸っている時は、地べたに平気で座っていましたし、そう思っていましたから。

 

こういった世間の常識から逸脱した文化が、世間の常識から逸脱した行為に対する意識に、マイナスな影響しているように見えます。

 

こういった一般社会ではあまり見られない景観も、歌舞伎町の治安の悪さの象徴となっていたりします。

 

歌舞伎町の治安が悪い理由3:歌舞伎町のイメージと大衆心理

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やはり歌舞伎町といえば、昔から反社会的な人間も多く治安が悪いイメージがあります。

 

歌舞伎町は悪い人たちが集まる街であるというそのイメージが、歌舞伎町の治安が悪い理由の一つにもなってきています。

 

では具体的にどのような要因が影響しているのかを深掘りしていきます。

 

みんなやっているしという大衆心理

やはり『歌舞伎町=悪い人たちが集まる街』というイメージがあるために、犯罪をすることに対する抵抗感が薄れやすい傾向があるように感じます。

 

『みんなやっているし』とか『俺よりもっとヤバいことやっている奴がいる』という、どこか自分はまだマシという勝手な思い込みをして、自己正当化を図っているようにも見えます。

 

やはり小さな『これくらい大したことないでしょ』という考え方が、いずれ大きな犯罪を起こし治安の悪化を招いているように見えます。

 

だから先にも書いた『ポイ捨て』に対する小さな罪の意識へのマヒが、やがて大きな犯罪へと繋がっているように見えてしまいます。

 

小さな悪事を『これくらいいいでしょ』と見逃す街は、やはり治安が悪くなりやすいです。

 

これも歌舞伎町の治安が悪い理由の一つになっています。

 

街のイメージが悪人を引き寄せる

そしてこういった小さな悪事を見逃す文化が、『これくらいいいでしょ』の当たり前の基準をどんどん押し上げていき、悪いことがしやすい環境になっていっています。

 

そういった文化と環境がそれに見合った人たちを引き寄せる要因にもなったりしています。

 

人生に絶望して『あぁもうどうでもいいや』とか『もうなんでもアリやわ』といった感じの、自暴自棄になっている人にとっては、何でもアリの歌舞伎町はパラダイスに見えてしまいます。

 

人生や社会に嫌気がさしたときに、歌舞伎町は何でもアリな文化があるというイメージを持っていたら、当然そこに引き寄せられるかのように訪れることになります。

 

そして歌舞伎町にはそういった社会不適合と言われる人たちにも、居場所がいくらでもあるため歌舞伎町に定着しやすくなります。

 

そういった人たちが集まることで、歌舞伎町の治安の悪化につながっていたりします。

 

悪いことをする同じような仲間がいる

そしてそんな形で歌舞伎町を訪れると、自分と同じような人間がたくさんいるので、居心地の良さを感じてしまいます。同じ人間ばかりなので否定されないのです。

 

一般社会で否定され続け疎外感を感じ居場所を失っても、歌舞伎町に来れば同じ仲間がいて居場所もある。だから同じような人が集まるのです。

 

つまり自分という人間を受け入れてくれて認めてもらえることで、承認欲求が満たされてしまうのも歌舞伎町の特徴です。

 

それらの人たちが結託して様々な組織犯罪などの非合法なことを繰り広げることになるわけです。

 

そんな人たちの吹き溜まりになっている歌舞伎町は、当然治安が悪いと言われるわけです。

 

メディアが取り上げるから

そしてこういった自暴自棄になり、やけくそになっている悪事を働きやすい心理状態の人たちを引き寄せてしまう原因にメディアがあります。

 

やはり歌舞伎町が治安が悪い街だということを世に広めたのは、他でもないテレビなどのメディアなわけです。

 

メディアが歌舞伎町は治安が悪いというイメージが付くような、歌舞伎町のネガティブな部分ばかり発信するため、そういった治安の悪さに見合った人たちが、仲間や居場所を探して集結してしまうわけです。

 

歌舞伎町が治安の悪い街だということを知らなければ、おそらく歌舞伎町に行こうという発想にはならなかったはずです。

 

やはり歌舞伎町の治安が悪い理由の一つに、メディアの煽りというものも関係しているように感じます。

 

まとめ

ここまで歌舞伎町の治安が悪い3つの理由について細かく分解して書いてきましたがいかがでしたでしょうか?

 

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歌舞伎町の今の治安が悪い状態は、なるべくしてなっているということがお分かりいただけると思います。

 

ただ治安が悪いというのではなく、何がどう作用して治安が悪いのかの理由を理解すれば、治安が悪い理由というものも自然と見えてくるように感じます。

 

なのでここに書いた項目が当てはまるようなところでは、歌舞伎町以外でも治安が悪くなりやすく、事件が起きやすい環境になっている可能性はあると思います。

 

やはり歌舞伎町に遊びに行っても、治安を悪くさせる危険人物には遭遇したくないですよね。

 

なのでそんなあなたのために、歌舞伎町の危険人物と言われる人たちがどこにいるのかについて書いた記事が別であるので、そちらもよかったら合わせて読んでみてください。

 

歌舞伎町の治安が悪い理由は様々ですが、基本的に羽目を外しすぎないように節度をわきまえて遊んでいれば、歌舞伎町は楽しい街なので安心してください。

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